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2017年6月 5日 (月)

人生意気に感ず「史上最低の大統領か。恥を知れの声。世界の危機か。9条の講演」

 

◇「恥を知れ、トランプ」。アメリカ市民の声が私たちの胸を突く。パリ協定離脱決定に対する良識の怒りである。今度のことで、トランプは史上最低の大統領と確信した人は全世界に限りなく多いに違いない。地球の温暖化は、地球環境の破壊を修復不可能なところに近づけている。それをギリギリ回避しようとするのがパリ協定である。パリ協定の推進は一国だけの問題ではなく全地球の課題である。

 

 トランプは「アメリカ第一」を掲げて当選し、パリ協定離脱はその公約実現であると主張する。アメリカ第一の目的はアメリカを再び偉大な国にすることだとも主張していた。アメリカの偉大さは、人類の自由・平等・公平、そしてその基礎となる地球的問題等につき指導的役割を果たすことにある。だから、世界を無視して目先の利益を追求してアメリカ第一を実現することは矛盾である。トランプの投げたブーメランは、今凄い勢いでアメリカに迫りつつある。

 

 今回のトランプの決定に対し、麻生副総理は「アメリカはそんな程度の国なんだ」と怒りをあらわした。正しくは「トランプはそんな程度の男」というべきだ。米メディアによれば、アメリカの少なくとも10州の知事と83の市長がパリ協定支持を表明したと報じている。アメリカ市民の健全な力を信じたい。

 

◇トランプの情けない保護主義はアメリカの威信を傷つけ、即アメリカの対立国を利する結果を実現しつつある。中国、ロシア、そして北朝鮮である。温暖化がもたらす想像を絶する悲劇的状況を無視して、パリ協定はでっち上げと叫ぶトランプ氏の姿は世界の嘲笑の的となっている狂気の独裁者金正恩と変わらないという声すら聞こえてくる。

 

 恐れることは追い詰められたトランプが国内外の批判の目をそらすために危険なカードを切ることだ。国内的にはロシアゲートと言われる疑惑に増々追い立てられている。起死回生の策としてトランプの頭にあるのは北朝鮮に対する攻撃であろう。日本は極めて重要かつ危ない立場に立たされている。トランプの無謀な賭けに巻き込まれて運命を共にすることは避けねばならない。

 

◇2日、ある産業人の集まりで行った憲法9条改正の可否に関する講演は、意外な好評を得た。違憲と言われる状態で自衛隊員は命をかけて国を守れるかということにも触れた。(読者に感謝)

 

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