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2017年4月13日 (木)

人生意気に感ず「暴徒する北、日本の危機。地方の役割。原発いじめと教育。留学生の時代」

 

 ◇事態は日本人の想像を遥かに超えて切迫している。南に向かっていたカールビンソンが方向転換して北朝鮮に向かっていることがそれを雄弁に物語る。安倍首相は「いかなる事態になっても、国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜く」と決意を示している。「いかなる事態」には日本が攻撃される場合が含まれる。 

 

 日本に備えがあるのか。政府が躍起となっても国民を守れない。国民1人1人の自覚が大切だ。それには地方議会が政府国会と危機感を共有して取り組まねばならないのに、地方から一向にその声が上がらない。地方の議員に政治的な使命感はないのか。

 

 暴走する北朝鮮の目と鼻の先に日本の原発と人口密集の大都市があり、これらは隙だらけだ。まさかの事態があれば近づく東京五輪も吹っ飛ぶ。平和的解決だけが救いであるが、それは北朝鮮の生死を握る中国の動きにかかる。

 

◇文科省は福島原発事故避難の小中高生のいじめ調査を公表した。199件という数が実態を反映しているか疑問。表面化していないものが多くあるに違いない。その最大の遠因は学校できちんとした原発に関する教育をしてこなかった点にある。無知が差別と偏見を生むのである。教育界にある巨大な構造的背景である。

 

「おまえらのせいで原発が爆発した」とか「放射能が付くから近づくな」とか言われた例があげられている。

 

 福島の原発事故は、津波被害も含め離れた地域の人を他人事と捉えている点に問題がある。広島、長崎のことも同様だ。まるで自分たちと関係ないことと考える人が余りに多い。このことは過去の捉え方にも共通する。現在から離れると他人事となる。教育が役割を果たしていないことを物語る。歴史教育はどうなっているのか。道徳教育は行われているのか。地方議会は何をやっているのか問いたい。

 

◇日本アカデミーの入学式はグローバル時代を反映して国際色豊かだった。大勢なので10日と12日に分けて行われた。総勢約600名。私は名誉学院長として挨拶。彼らが日本の良さを理解して日本を好きになることを祈りながら。昨日は、ハイチ、パキスタン、スリランカ、インド、カメルーン、バングラディシュの若者たちが目立った。カメルーンの肌の黒い男女は堂々としていた。彼らが日本の小学校で母国を語れる機会があればと想像した。(読者に感謝)

 

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