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2017年4月10日 (月)

人生意気に感ず「米中会談とシリア攻撃。北の対応次第で戦争に。安倍さんの発言」

 

 ◇習近平主席がトランプ首相とフロリダの別荘で会う時、安倍首相と同じような構図になるのかと気に掛かっていた。世界に報じられた安倍・トランプの蜜月ぶりも唯の演技だったと思えてしまうからだ。実際は違ったようだ。習氏は渋面でトランプ氏の独演の様子が目立った。 

 

 背景ではとんでもない出来事が進んでいた。ミサイル59発がシリアを攻撃したことである。

 

 米中首脳の夕食会とほぼ同時刻。衝撃波は習氏の胸中も激しく揺すったに違いない。シリア攻撃は北朝鮮への武力行使も辞さないというトランプの決意を示すからだ。

 

◇予想通り、北朝鮮は激しく反発した。例によって講談調の女性が、ドンとテーブルを叩く雰囲気で「我が国は驚かない」と強い口調で語っていた。

 

 トランプ大統領は、北朝鮮対策につき「全ての選択肢はテーブルの上にある」と強調している。それを裏付けるように空母カールビンソンを中心とする艦隊が北朝鮮を目指していると報じられた。

 

 非常識の大統領がシリアに下した決断は、北朝鮮に対しても何をするか分からないという異常な緊張を作り出している。正に世界戦争の危機。森友・籠池問題が吹き飛んでしまったかの感が生じた。

 

 アメリカが北朝鮮を攻撃するというまさかの事態が生じた時、北が黙ってやられているとは考えられない。米本土攻撃は非現実的だから、可能性としては先ず、日本の米軍基地に対する攻撃である。その時、米軍の反撃のエスカレートは必至だから、日本は一大パニックに陥るに違いない。何としてもそれを避けなければならない。

 

◇外交は最大の防衛策ということを差し迫った事態の中で強く感じる。安倍首相の発言の中に、北朝鮮への米国への攻撃を回避したいという悲痛な意図が窺えるのだ。次の点である。

 

 シリア攻撃を支持するメッセージの中で、首相は「今回の米国の行動はこれ以上の事態の深刻化を防ぐための措置と理解しています」と述べ、北朝鮮関連で次のように訴えた。

 

「東アジアでも大量破壊兵器の脅威は深刻さを増しています。その中で国際秩序の維持と同盟国の平和と安全に対するトランプ大統領の強いコミットメントを日本は高く評価します」と。中国の対応が注目される。米・中・日の首脳に世界の目が注がれる。(読者に感謝)

 

 

 

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