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2017年4月27日 (木)

人生意気に感ず「復興相の辞任。緊迫の半島。世界を覆う民主主義の危機」

 

 ◇今村復興相が辞任した。轟々とした非難の声。東日本大震災の被害に関する発言の文脈で「東北で良かった」の部分に集中砲火が浴びせられている。この人の一連の失言や失態が結び付いて失言の意味を増幅させている感がある。 

 

この人に「被災地に寄り添う」姿勢ともう少し人徳があったなら「首都圏に近かったら更に莫大な、そして甚大な被害があったと思っている」の部分と結びつけて善意に解釈される余地がった。

 

 その前のマスコミに激怒する姿はいただけなかった。あれからは、社会的弱者に対する優しさが窺えない。マスコミと世論も敵に回してしまった。こういう人物を「復興相」という正に要のポストにつけた安倍首相の責任は大きい。憲法は「内閣総理大臣は国務大臣を任命する」、そして「任意に国務大臣を罷免できる」と定める(68条)。この点に関する総理大臣の権限は絶大である。それは任命責任の重大さを物語るもの。

 

◇安倍政権は、森友問題も含め、失態を続けている。それにも拘わらず支持率が数ポイントも上昇しているのは何を意味するか。巷で国民が発言しているように「他に頼る政党がない」ことが第一の理由であるが、私は国民の賢さも示すものと思う。正に未曽有の「内憂外患」の時なのである。マスコミも野党も枝葉にとらわれ過ぎている感がある。

 

◇25日が無事に過ぎてほっとした。世界の株が上昇したのは、この「ほっと」を正直に現している。フランスの極右ルペンが第一回の大統領選で1位にならなかったこともその要素である。しかし、世界の危機は続く。朝鮮半島の緊迫度は私達の想像を超えるものに違いない。アメリカは最大の軍事力をここに集中させ、中国も今回ばかりは本気らしい。石炭ばかりでなく、北の命脈がかかる石油まで制限しようとしている。石油をとめられて太平洋戦争に追い込まれた日本の姿を思い出す。

 

◇民主主義の危機が地球を覆っている。間もなく行われる決戦投票で、万一極右のルペンが勝てば大変なことになる。移民に仕事を奪われることを民衆は心配している。目先の利害に民衆は走る。その大衆に迎合する動きは、危険なナショナリズムの温床である。かつてドイツでは、理性を失った大衆が怪物ヒトラーを生み出した。

 

◇29日の「ふるさと塾」は南米大陸がテーマ。新大陸発見は未知との遭遇であり悲劇の始まりであった。(読者に感謝)

 

 

 

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