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2017年4月26日 (水)

人生意気に感ず「固唾を呑む瞬間だ。核拡散の恐怖。復興の失言の意味」

 

 ◇25日は、日本ばかりでなく世界中が北朝鮮の動向に固唾をのんで注目したのではないか。原子力空母カールビンソンを中心とした物々しい軍団が北上し、北は核戦争も辞さずと意気込んでいる。「北朝鮮はなかなかやる」という声も聞こえる。日本の大都市にも及ばないような小さな国が世界一の大国と互角に火花を散らすかの如き姿を見れば、そういうのもやむを得ないとも言える。アメリカの巨大な軍事力も手を焼くのは核ゆえである。核はそれ程に威力があるということだ。 

 

 このことは何を意味するのかといえば、核を持つ国を絶対に増やしてはならないことである。特に適正に管理出来ない国に持たせてはならない。北朝鮮が実際に持っていたとしても核保有国と国際社会が認めるなら、悪い前例となって、次々に核保有国が現われることになる。核を持とうとすれば、大変なことになることを北朝鮮を例にして示さねばならない。北がもし核保有国として威力を示すようになれば、日本でも核保有の議論が本格的に台頭するかも知れない。現に自民党の一部には自衛力の一環として核を持つべしという議論がある。現在の東アジアの情勢は、そういう事態に近づいているとさえいえる。

 

 首相官邸は24日のメールマガジンで国民に「身を守るためにとるべき行動」を確認するようにと発信した。異例のことだが、私の周辺からは「しかしどうしたらよいのか」という声が聞こえる。長いこと平和ぼけ状態にあった国民には強い刺激ではあるが、未だ目を醒ますには至っていない。

 

◇日本が大変な危機にある時、国会議員の使命が重大であることは言を持たない。政権のゆるみは救いがたい程だ。失言が続いている。今度は、今村雅弘復興相が、東日本大震災をめぐり、25日朝「まだ東北だから良かった」と発言。

 

 安倍首相は、今村氏の直後の挨拶で「極めて不適切」と発言した。首相は今村氏の辞任をこの日のうちに決断した。

 

 今村氏の失言は自身が属する会派の講演でのこと。このパーティ出席のため首相が官邸を出た頃には既に報道されていた。発言の重大さを物語る。到着した首相は「総理大臣として冒頭におわびしたい」と切り出した。今村氏は頭に鉄槌を受けた思いだったろう。小学生の発言すらいじめとして大きく報じられる問題なのだ。こともあろうに復興相の被災地を逆なでする発言で政府の原発政策の本質が窺われる。(読者に感謝)

 

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