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2017年4月15日 (土)

今、みる地獄の戦場 -ニューギニア慰霊巡拝の旅― 第25回

 

 

 

 私たち慰霊巡拝団の目的は、市内のいくつかの戦跡の巡拝、豪・米・インド軍兵士の墓の参拝、そしてダンピール海峡に向けての追悼式などであった。 

 

 空港から市内のホテルまでは約1時間かかる。私の隣に座ったマルガレータは、私の質問に答えて、ラエについて説明する。それによれば、ラエは、パプアニューギニア第二の都市で人口は約12万5千人、市内にはスーパーマーケットや放送局があり、国内で唯一の国立工科大学もある。飛行機は、以前は市の近くにあったが津波の被害を受けて遠くに建設されたという。

 

 この津波とは1998年(平成10年)7月17日、パプアニューギニア北西部における地震が原因で発生したもので、死者2千名以上という未曽有の被害をもたらしたものである。

 

 気づくと私達の前に一定距離を置いて進んでゆく車は、警察の先導車であった。ニューギニアは治安が悪く、時々強盗団が出没するということである。日本人は金持ちということで標的になるのかも知れない。

 

 しかし、道中はそんな気配はなく、一見のどかな風景が過ぎてゆく。ところどころに人々がたむろし通り過ぎる私達異国の旅人に手を振っている。視界の中におよそ近代産業らしいものは入ってこない。この国の多くの国民は、自給自足の農民で暮らしているとのことである。

 

 車はやがてラエ市の中心街に入った。

 

 

 

 ※土日祝日は、中村のりお著「今、みる地獄の戦場 -ニューギニア慰霊巡拝の旅―」を連載しています。

 

 

 

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