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2016年8月12日 (金)

人生意気に感ず「内村の会心の笑み。東京五輪の序曲と試練。中国の蛮行」

 

 ◇会心の笑みという言葉がある。リオ五輪でメダルを得た人々の表情である。激しく長いドラマがあったことだろう。特に体操総合の内村航平の姿は何度見ても感動である。完璧な演技は正に神技。多くの人の支えがあった。家族が映された。涙もあったろう。家族の重要さを世の人々は改めて感じたに違いない。 

 

 リオ五輪は東京五輪の前奏曲。東京へのはずみになる。メダルにこだわるのはおかしい、オリンピックに参加することに意味があると言われる。その通りだが、メダルには、一つ一つにドラマがある。高い山の頂きに立った時と同じ感動と達成感。それを全国民のものとして味わうのだ。日の丸と国旗を純粋に喜べる意味は測り知れない。しかも、事はスポーツであり、教育であり文化なのだ。

 

◇リオのメダルラッシュの中で、8月15日を迎える。71年前、あらゆる都市が焼かれ、原爆を落とされ、焦土の中で私たちは立ち上がった。私は4歳だった。あの時、心の中まで焦土が広がって、誰が今日の日本の発展を予想し得たろうか。リオ五輪の成果は、日本民族の勇気の証であり、誇りなのだ。

 

◇4年後の東京五輪を考える時、重大な壁が立ちはだかっていることを深刻に思う。1つは焦熱地獄のような熱さ。熱暑は更に酷くなっているだろう。また、首都直下型地震、4年を待たずに起きているかもしれない。更に国際情勢の悪化。今回軍隊まで出動させて警戒している国際テロ。第三次世界大戦が始まっているような状況なのだ。あらゆる意味で4年後の東京五輪は、日本が試される重大事である。

 

◇中国の傍若無人さは呆れる他はない。尖閣周辺に230隻もの船が押し寄せている。この騒ぎは、偽物大国の証ではないか。南シナ海では、フィリピン、ベトナムが大変だ。ベトナムは問題海域の小島にロケット発射装置までつくった。中国には国際世論に訴える大義はない。更にそのことを示す事実として北朝鮮に対する姿勢だ。日本に対して弾頭弾を打ち込んだことに対する国連の非難決議に中国は反対している。北とすれば、孤立する中で有力な味方を得たようなものだし、中国は国際社会から北朝鮮と同類と見られることになる。日本は毅然とした姿で、国を守らねばならない。国際秩序は正義がなくては成り立たない。日本にとっては、自国を主張するチャンスなのだ。(読者に感謝)

 

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