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2016年8月23日 (火)

人生意気に感ず「リオ閉幕。日本の力とは。コロンブスとジャマイカとケンブリッジ」

 

◇リオ五輪が終わった。メダルラッシュという言葉が定着した。久しぶりに日本人の心を湧かせる大イベントだった。私は、日本の国力、文化度、そういったものに心を躍らせた。これを機に萎縮した日本人の精神の世界が回復に向かえばと思う。71年目の終戦記念の月は、廃墟から立ち上がって登り詰めた頂であり、また、新たなスタートラインとなった。敗戦を機に生まれた新憲法は時にまま子扱いされたが、平和と人権の憲法が、今日の日本の発展を導いたのだ。リオ五輪の成果は、平和と文化の祭典の中で、五輪で示すにふさわしい日本の正当な国力を示した。日の丸と君が代に感動する心は、純粋な愛国心である。

 

 体操、柔道、水泳等、皆、血湧き肉躍るドラマであったが、陸上男子400メートルリレーの銀は圧巻だった。4人の選手のチームワークが、彼らの個々のベストの和以上の成果をもたらした。アンカーで王者ボルトと競ったケンブリッジ飛鳥は、ボルトと同じジャマイカ生まれの日本人である

 

◇私は、「ふるさと塾」でコロンブス、奴隷貿易を何度も取り上げてきた。

ジャマイカは、コロンブスが第2回航海の時発見した島で、今からおよそ522年前のこと。コロンブスの新大陸発見は、発見された側にとっては悪夢の幕開けだった。コロンブスに続いて訪れたスペイン人は、このあたりで暴虐の限りを尽くし、先住民は絶滅する程に激減し、かわりの労働力として求められたのが西アフリカの黒人であり、大規模な奴隷貿易が開始された。

それ以後、人類の歴史は人種差別を乗り越える戦であったが、差別と偏見は今も絶えない。オリンピックで肌の黒い人が白人を圧倒する姿は、オリンピックが差別や偏見と無縁な世界であることを物語る。

 

 ケンブリッジ飛鳥は、ジャマイカで生まれ、2歳までその地で育った。ジャマイカ人の父と日本人の母を持ついかにも真面目で知性的な若者である。脅威の運動能力は、ボルトと同種のDNAを受け継いでいるからに違いない。また、リレーで見事な連携プレーを見せたことは、日本人の和の精神、サムライの力を発揮した証拠と思える。

 

◇リオ五輪がフィナーレを迎え、小池新知事が大会旗を受け継いで帰る。リオで学ぶべきこと、生かすべきことは限りなく多い。日本の力、日本精神が真に問われる時が近づく。今回以上に事態は悪化するのだ。(読者に感謝)

 

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