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2016年8月 4日 (木)

人生意気に感ず「鈴木貫太郎の真の姿を。本土に突きつけられた北のミサイル」

 

 ◇71年前の日本の運命を決定した8月15日。今年もその日が近づいた。終戦には鈴木貫太郎が決定的に重要な役割を果たした。今月の「ふるさと塾」のテーマである。ふるさと塾、鈴木貫太郎を何度か取り上げてきた。今年は太平洋戦争を続けて話してきたので、その締めくくりとして、新たな視点で取り上げることにした。 

 

 前年7月、サイパン全滅の月、東條内閣は総辞職。あとを継いだ小磯内閣も翌年4月退陣。最後の内閣として登場するのが鈴木内閣であった。鈴木は首相就任要請を固辞した。 

  

 

深夜、天皇の前に立つと、「卿に内閣の組織を命ずる」と言われた。明治憲法の組閣の大命であった。鈴木は「何とぞ拝辞の御許しを」と願う。天皇は「頼むから、どうか、まげて承知してもらいたい」と発言。天皇から「頼む」とは全く異例のことであった。

 

 鈴木は、自伝で書いている。組閣当夜のラジオ放送で「国民よ我が屍を超えて行け」と言った。意味は、大命が降った以上、機を見て終戦に導く、そして自分は殺されるということだと。本土決戦派の勢力は強く終戦に導くことは殺されることを意味したのだ。鈴木は、この時、自分はあの二・二六事件で一度は死んだのだと回想したという。日本を救った宰相と言われる理由を確認したいと思う。

 

◇北のミサイルが秋田県男鹿半島西、わずか250キロの海上に落下した。知事は「戦争行為は赦せぬ」と憤り、「戦前なら応戦」と発言した。これは秋田県民の気持ちであり、日本国民の感情である。排他的経済水域であり、日本国土への攻撃と実質的に異ならない。佐竹敬久知事は「これまでと全く局面が違う。秋田が射程圏内に入っている。戦争行為であって許せない。国と連携し、県民の安全を守るために努力したい」と述べている。

 

 何とかに刃物という言葉がある。核という凶器を持ち、追い詰められた狂犬。それを隣国に持つ日本であることを改めて自覚しなくてはならない。平和ぼけした日本人は、それでも遠い他県のことと危機感を持たない。国を守るということを真剣に考えねばならない。私たち一人一人の喉元に匕首(あいくち)が突きつけられているのだ。「戦争は嫌だ」と叫ぶ人々。そんなことは当たり前。国を守ること、子どもたちの生命を守ることは別のことだ。平和はきれいごとでは守れないことを北のミサイルは突きつけた。(読者に感謝)

 

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