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2016年7月15日 (金)

人生意気に感ず「巨大劇場と化した都知事選。リオはテロの戦場に。政治不信の行方」

 

 ◇都知事選は熱狂で始まった感がする。20人を超える立候補者というのも前代未聞。自民党は総力を挙げて増田寛也の当選を目指す。公認以外を支援したら処罰の対象にするとまで言って締め付けようとする。こういう構造が目指すものが打倒小池百合子であることは明らかだから、自民の戦略は結果として、小池百合子を押し上げている。従って、自民の描く組織選が勝利に結びつくのか大いに興味が湧く。 

 

◇世界の巨大都市東京は既に巨大劇場と化している。リオ五輪、東京五輪、首都直下巨大地震、高齢少子問題、更には憲法改正問題に至るまで、実に多くの課題が劇場を飾る。日本列島の縮図でもある。数日おきに世論調査が明らかにされるだろう。

 

 私は都知事候補の政策として第一に知りたいのは治安・防災である。首都直下は切迫していると見なくてはならない。テロも同様である。確実に迫る二つの危機に対して行政には緊迫感がない。群馬は近いだけに他人事ではない。

 

◇フランスからリオ五輪のテロに関する情報が伝えられている。過激派組織「IS」のブラジルメンバーがフランス選手団を狙ったテロを計画しているというもの。フランス治安当局のトップの口から出たもの。誤って機密の一部が開示されたという。狙われているのはフランス選手団だけではあるまい。ISが最も憎むのはアメリカで、アメリカと同盟を結ぶ日本も狙われると見なくてはならない。ブラジル政府は万全と強調するが、治安維持能力が疑わしいのは普段のブラジルの犯罪状況から明らかだ。現在追い詰められているISのこと、起死回生を狙っていることは確実だと思う。リオで大規模なテロが起きれば、第三次世界大戦の様相は一層深まる。

 

 そのことは、4年後の東京五輪に直結する。その間、巨大地震は一層近づく。中国、北朝鮮の問題も増々緊迫し、日本は臨戦体制に追い込まれていく。平和ぼけの日本民族に試練の時が迫った。

 

◇日本丸という船が抱える最大の課題は船長の資質。政治不信の問題である。乗り切る勇気と見識と決断が伝わってこない。地方議会の形骸が言われて久しい。前知事が袋叩きになったが、実は都議会も大同小異だったに違いない。更には国会も。それらが大同団結で都知事選に突入した。今回の興味はここにもある。(読者に感謝)

 

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