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2016年7月13日 (水)

人生意気に感ず「南シナ海の判決。一気に盛り上がる憲法論。朝礼で憲法を」

 

 ◇南シナ海での中国の主張は仲裁裁判で退けられた。中国の主張は、かつて満州で横車を押した日本を思わせる。中国の主張は、南シナ海のほぼ全域に中国の主権や権益が及ぶとするもので、対立するフィリピンが仲裁裁判所に申し立てていた。ハーグの仲裁裁判所は「中国が歴史的権利を主張する法的根拠はない」と判決を下した。海洋国家を目指して強引に実効支配を進めてきた中国は国際法上の「ノー」を突きつけられた。中国は国際裁判に対して従わないことを強調している。 

 

◇中国の横暴ぶりは国際世論を敵にすることになった。埋め立て行為で人口島を増やし続けている中国。超大国の既成事実を振り出しに戻すことは難しい。しかし、やり得を許してはならない。海の憲法と言われる国連海洋法条約に基づく仲裁裁判の結論はどう生かされるのか。

 

 中国はロシアと連携して、力の支配を進めている。ロシアはかつての米ソ対立時代の栄光を取り戻したいと願っている。プーチンの民族主義を国民は強く支持している。そんなプーチンと習近平はタッグを組んでアメリカに対決しようとしている。彼らの前に立ちはだかるのが日米同盟だ。中国の実効支配の作戦は日本を脅かし、領空、領海の侵犯状態は一触即発。今回の仲裁裁判は日本にとっては大きな援軍になる。強かな中国とどう対峙するか。それは、憲法改正に関わっている。

 

◇11日の各紙の一面は申し合わせたように「改憲勢力3分の2超」の文字が躍る。これから政局の中心は憲法改正となる。日本国民は誰もが憲法の議論の渦に巻き込まれる。これまで、憲法を軽視したり無視したりしてきたがそれは許されなくなった。

 

 憲法の「いろは」から学ぶ時が来た。私は「ふるさと塾」で憲法を何回も取り上げてきた。アメリカに押し付けられたとされる中味を吟味しなければならない。日本国憲法の中味の素晴らしさは否定できない。しかし、現実にそぐわない所があるのも事実だ。特に、70年も経て社会の現実は大変化した。改正は不可避である。問題はどこをどう変えるかだ。

 

◇昨日、顧問を務めるある企業の朝礼で、憲法の話をと頼まれた。選挙権は主権者としての重要な権利だということ、及び憲法改正の手続きについて話した。「憲法の理解は私たちにとって、最も大切な教養です」ということで始めた私の話に社員は熱心に耳を傾けた。(読者に感謝)

 

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