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2016年7月 5日 (火)

人生意気に感ず「ダッカのテロの衝撃。白根開善学校で。長英の隠れ家」

 

◇バングラデシュのテロの衝撃が世界を走り、日本を直撃している。第三次世界大戦が起きているという見方すらある。「IS」は十字軍を殺したと声明した。時代錯誤の価値観は世界にどのように広がっていくのだろうか。

 

 バングラデシュ人の割合が最も高いのが本県である。宗教に無関心の日本人であるが、宗教が深刻な問題として迫ってきた。国際化の社会は異なる価値が共存する社会である。おとぎの国のような日本は有り得ない。第三次世界大戦は、宣戦の布告もなく、爆撃機の影もなく、気付くと巻き込まれていたという形で襲いかかる。その備えをしなければならない時が来た。

 

◇2日、白根開善学校の38周年記念式典で挨拶。演壇に立つと胸に迫るものがあった。私は創立時の歴史を語った。あんな山の中で教育が出来るのかという批判的見方があった。

 

 本来なら不可能なところを可能にしたのは、本吉氏の教育への不退転の決意であった。認可がなかなか下りず行き詰っていた事態を動かしたものは、当時の清水知事等の理解であった。寄付金返還、及び 入学金返還を求める訴訟も起きた。学校側に大変有利に和解が成立した時、東京地裁の伊達裁判長は、本吉氏に「良い学校なのだから頑張って下さい」と励ました。

 

 私はこのようなことを語り、「教育の目的は生きる力を育むこと。孤独に耐え、厳しい自然環境の中で挑戦するこの学校の存在意義は今こそ大きいもの」と訴えた。

 

◇この学校で9月24日(土)、「映画・楫取素彦物語―生害の至誠」を上映することになった。私は記念式典の挨拶の中で、このことも語った。そして、この下りで、若い女性教師を紹介した。この学校に奉職するこの女性の実家は藤岡市の浄土真宗の寺、西蓮寺である。この寺は吉田松陰の妹で県令楫取の妻・寿子と縁の深い寺なのだ。

 

 私は、この学校で、楫取の映画を上映する意義は大きいと信じる。

 

◇開善学校の帰途、赤岩の湯本家を訪ねた。厚い土壁の三階建ての家。高野長英が隠れたと言われる古い家の中を隈無く見せてもらった。代々医師の家であるが故に医師長英を匿った。奥の一室には長英の子孫から贈られたという額があった。湯本氏との話は、長英の師、シーボルトにも及んだ。庭にはシーボルトが学名をつけたアジサイが昔を語るように咲いていた。(読者に感謝)

 

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