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2016年7月27日 (水)

人生意気に感ず「19人殺害の怪。容疑者の手紙。国を挙げてのドーピングを許すのか」

 

 ◇19人死亡と耳にした時、一瞬テロかと思った。相模原の傷害者施設の不可解な事件である。容疑者は施設の元職員で重度の精神障害者が死ねばいいと思ったと語っている。この若者を知る人は好青年だったと語っている。真面目だった若者がある日突然人を殺し「誰でもよかった」と述べる事件が増えている。今回の事件と合わせて、人の心の崩壊現象というべきか。社会の病理現象の現われと思うが、何が原因なのか。世界中で多発するテロ事件が、心の芯を失った不安定な若者に影響を与えないとは言えない。 

 

◇奇怪な事実が次々と伝わる。容疑者は衆院議長公邸に自ら手紙を持参。その中で、自らの住所使命携帯番号を記載し、大量殺害を予告していたとか、般若の入れ墨を背中に刻んでいるとか、大麻の尿反応があったとか。これらの事実は自己の人格を制御する能力を失ったことを物語るものだが、問題は何が原因でそうなったか。人が突然別人のように変わってしまう。テロの時代が重なって、心の不安定な人々が何を起こすか不安である。

 

◇植松容疑者の大島衆院議長あての手紙は一見、荒唐無稽なことが書かれている。言わんとすることは社会的活動が極めて困難な重複障害者を国のために殺してしまいたいということらしい。このような考えが出て来たことを驚くと共に、人権を理解しない人々に少しでも影響を与えることを恐れる。ナチスの大量虐殺の背景と遠因になった「生きるに値しない命」の思想を思い出すからだ。

 

◇リオが目前に近づく中、ロシアの国を挙げてのドーピング問題。世界が固唾を呑んで見守る中、IOCは、ロシア選手団の全面除外を見送った。この弱腰は、大国の力に屈した惨めな姿だ。極限の技に感動するのは、公平、公正、正義に支えられた極限の努力に心を打たれるからだ。かつて、サッカーのワールドカップにも大きな疑惑問題があった。スポーツも所詮こんなもの、正直者が馬鹿を見る、こんな風潮が世界を覆うことになるだろう。そんな中で正義を貫いている日本の姿は救いであり誇りである。

 

◇国を挙げてドーピングをやるのは、その国の政治体制と大いに関係がある。言論の自由が保障され、政府を批判することが当たり前の民主主義国では、今回のロシアのようなことは有り得ないからだ。ロシアの醜態は国家体制の遅れと欠陥を図らずも露呈することになった。(読者に感謝)

 

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