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2016年6月16日 (木)

人生意気に感ず「舛添辞任。地方は民主主義の学校。せこい。日中友好協会で」

 

 ◇舛添知事の狂乱の舞台はあっけなく幕を閉じることになった。全体のストーリーを振り返ると初めは強気であったのが次第に追い詰められ、最後は涙の哀願となった。強気を支えたのは、自民党が本気で敵に回ることはないと踏んだからに違いない。「マムシの善三」と異名を取るヤメ検の弁護士が登場して「違法ではないが不適切」と、呆れる程多くの項目について判定した。 

「違法ではない」と判定したのは、政治資金規正法がザル法だからだ。ザル法となったことには訳がある。一つは、政治活動を窮屈にし過ぎないようにするため。政務調査費の使い方については、都知事が攻撃される様子を自分も同じと、ヒヤヒヤしながら見ていた議員は多いに違いない。

 

「違法」でなければいいのか。「不適切」が批判、総攻撃をくらった。政治を任せられないという世論の合唱が政治不信の旋風を引き起こした。舛添氏の最期の場面、涙の訴えには一片の真実も感じられたが、それも全体の中のけし粒の存在に過ぎない。

 

◇「地方の制度は民主主義の学校」というイギリスの諺がある。今回の都議会の一連の動きは正に民主主義の学校だった。地方議会の形骸化が叫ばれる中で、議会が役割を果たした例である。

 

 学ぶべきことは、山積する政策面でも、イエスマンの域を脱しなければならないこと。

 

◇舛添知事の行状は、政治家に品格が如何に大切かということを示した。もと妻の片山さつき氏が、舛添氏を「せこい」と評したことがあった。国語辞典によれば、「やりかたがけちくさい」とある。政治家に使う場合は、品格がない、という意味が含まれている。政治不信の最大の理由である、ニューヨークタイムズが、今回の舛添氏を「せこい」と評し、「ケチ」の意だと解説したとか。舛添氏は、リオ五輪への影響をあげて東京の名誉に関わると訴えたが、外国の有力メディアから「せこい」と言われる方が、東京に泥を塗る行為ではないか。

 

◇昨日、日中友好協会の総会があった。私は会長として、日本は、西洋東洋両文明の接点に立って役割を果たすべきと挨拶。中国大使館の張参事官は巧みな日本語で良い講演をした。その中で「日本は自分の国に自信を」、「中国の発展に自信をもって欲しい」と発言していたことに注目。重要な総会であった。(読者に感謝)

 

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