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2016年6月28日 (火)

人生意気に感ず「教員、警官の崩壊現象。硫黄島の名将は真田の城下町の子孫」

 

 先日、県庁ロビーで、児童の絵画展をやっていた。児童の力作が並ぶ。思わず苦笑したのは、会談を登る女性のスカートに後ろからカメラを差し入れる絵だ。盗撮事件は日常茶飯事で驚かなくなった。それにしても、教員や警察官が多いのはどういうことか。 

 

 頻繁に携帯にニュースが入るが挙げてみると、名古屋市立小の教諭が盗撮用カメラ5台を設置(24日)、県立奈良北高校の教諭が盗撮目的で勤務先へ侵入(25日)、熊本の中学教諭は、百人の女子生徒盗撮(23日)、女子高生をスマホで盗撮した東京都の警視庁巡査(23日)等々。もはや、教員や警官も人の子だから間違いはあるといった段階ではない。

 

 教員は子どもから疑いの目で見られ、犯人を追う警察官は、「お前等だって同じじゃないか」と開き直られるだろう。聖職という言葉は死後になったのか。何もが信用出来ない社会が広がっている。日本人の心の崩壊現象である。

 

今月のふるさと未来塾(25日)は「硫黄島の戦い」だった。塾生は私の話をよく聴いてくれた。人々がおとぎ話として受け取っていない姿に私は疲れを忘れた。先日の満州の地獄を描いた映画「望郷の鐘」の時も満席の人々は作品と一体となっていた。いずれも、「心の崩壊」が叫ばれる中の救いである。日本人の心には、意外とサムライの伝統を求めるものが息づいているのかも知れない。

 

 栗林中将は、東京とサイパンのほぼ中間に位置する火山島にクモの巣のような地下道を巡らし、敵も誉める戦い振りを展開した。10mの深さは約50度の熱さで正に地獄の釜の中であった。栗林はバンザイ攻撃、玉砕を禁じ、死よりも辛い生を生き、ゲリラに徹して戦い抜く方針を貫いた。アメリカは5日で陥すと踏んだが36日かかった。太平洋戦争で唯一アメリカ軍が日本側より多くの死傷者を出した。ここを取られれば、日本全土がB29の攻撃にさらされる、それを阻止しなければという信念が兵士を支えた。

チャーチルはナチスのロンメル将軍を称賛したと言われるが栗林忠道はロンメル以上の名将であったと思う。「国のため重きつとめを果たし得で矢弾尽きて散るぞ悲しき」。最期の歌である。平成6年天皇はこの島を訪ね「精根込めて戦ひし人、未だ地下に眠りて島は悲しき」と詠んだ。栗林の祖先は真田十万石の城下町の郷士であった。(読者に感謝)

 

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