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2016年6月17日 (金)

人生意気に感ず「元少年の死刑。メルトダウン隠し。舛添去る」

 

 ◇犯行時少年の犯行、裁判員裁判で死刑。これが一、二審の結論。最高裁は上告を棄却し死刑判決が確定した。少年に対する裁判員裁判で死刑判決確定は初。元交際相手の姉等三人を殺傷。殺したのは二人。最高裁は「犯行時18歳7か月で前科はないが深い犯罪性に根ざした犯行で死刑を是非せざるを得ない」とした。交際相手の少女の姉及び少女の友人女性を牛刀で刺殺した。交際に反対されたことへの怨みだ。 

 一般市民たる裁判員は、どんな気持ちだろう。犯行の残虐性から死刑は当然としつつも、死刑台に登る若者の姿を想像すると耐えがたいに違いない。

 

◇死刑は究極の刑。少年には少年法による保護があるが、犯行時18歳以上の場合死刑は可能なのだ。死刑判決のたびに胸が痛む。刑の目的は一つには更生、一つには社会防衛である。しかし、死刑と更生は両立しない。社会防衛の観点は限りなく重い。死刑廃止は世界の潮流であるが、廃止すれば凶悪犯は増えるに違いない。それでも廃止するかが文化国家の悩みであり判断を迫られる点である。裁判には誤りがある。誤判による死刑は取り返しがつかない。この問題の根底には国家が人の生命を奪って良いのかという命題がある。「目には目を 歯には歯を」。ハムラビ法典の復讐の哲学は時を超えて生き続ける。日本国憲法は「残虐な刑罰はこれを禁じる」とするが、現行の死刑はこれに当たらないとするのが最高裁である。

 

◇東電の秘密隠しが又明らかに。原発事故直後にメルトダウンが分かっていたのに、公表しなかった。公表は二カ月後。直後、もし、「炉心溶融」が起きれば、大変なことになると言われていたが、実際は起きていたのだ。

 

 国会事故調の報告書は、原発事故は天災でなく人災と断言した。国と東電は信用出来ないということだが、メルトダウン隠しは、このことを雄弁に物語る。今更、いくら声を大にして安全、安全と叫んでも信用することは出来ない。天下動乱の大災害の時機に入った。次の大事故で目が醒めても遅いのだ。

 

◇昨日、北海道で震度6弱があった。この時期のこの地震の意味は重大である。多くの専門家はいよいよ来るべき時がと思っているのではないか。

 

◇舛添氏は黙して語らず、退職金とボーナスを得て去って行く。東京五輪が心配なのは、大地震が待ってくれるかだ。(読者に感謝)

 

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