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2016年6月21日 (火)

人生意気に感ず「望郷の鐘を。リオ五輪非常事態。ISの次の標的か」

 

 ◇18日、シネマまえばしで、映画「望郷の鐘」を観た。満蒙開拓団の物語。一日に三回、三回目は満席だった。最初だけ挨拶する予定であったが、三回とも挨拶。回を追う毎に私の話には熱が入った。監督の山田火砂子氏は83歳で、どこかのお婆ちゃんがよろよろ出て来た感があったが、トークショーで語る様は熱がこもり激しい。そして、納得させられた。

◇主人公の山本慈昭が妻子と共に渡満したのは敗戦の直前、昭和20年5月。私が「炎の山河」で描いた松井かずと重なる。彼女も昭和20年5月、22歳で渡満し敗戦を迎え地獄に遭遇した。監督は、国が嘘をついて騙したと非難。その通りだ。映画では、関東軍の妻子がいち早く逃れたことも描いていた。僧・慈昭はシベリア抑留を経て帰国。残留孤児の帰国に執念を燃やす。中央の官僚の対応は冷たかった。「国は二度、国民を捨てるのか」と叫ぶ慈昭の声が胸に刺さる。

 

 私は語った。「国民は情報を全く与えられない為に騙されました。民主主義がなかったのです。あの戦いは全体主義と民主主義の戦いでした」と。

 

◇五輪を目前にして主催のリオデジャネイロ州が財政破綻し非常事態宣言を出した。前代未聞だろう。警察官、教員の給料も払えないという。史上初の南米五輪は大丈夫なのか。ただでさえ最悪と言われる治安はどうなるのか。

 

 2005年、私は議長としてブラジルを訪問したが、治安状態を知っている県人会は私にボディガードを付けさせた。銃を持った二人の大男が私の左右について歩いたのだ。

 

「IS」が次のターゲットはリオの五輪だと言って、協力者を求めて動き出していると言われる。テロを防ぎきれるのだろうか。

 

「IS」は、追い詰められている。窮鼠猫を噛むで、破れかぶれ。捨て身の戦法に出ようとしているのではないか。世界各地がきな臭くなってきた。従来、平和呆けと言われて久しい日本は、隙だらけである。「IS」が狙おうとすれば防ぎようがない。今こそ、国民一人一人に社会を守るという意識と覚悟が求められる。

 

◇「望郷の鐘」の時、中国と戦争しても勝てないのだから防衛費に金をかけるのは反対という意見があった。私はこの考えに反対である。戦いに負けたらどうするのか。命懸けで戦うべきなのだ。(読者に感謝)

 

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