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2016年2月23日 (火)

人生意気に感ず「宮内さんの叙勲。トランプとクリントン。開拓団を出さなかった村長の話」

 

◇21日宮内禎一さんの叙勲の祝いがあった。憲法7条には天皇の国事行為として「栄典を授与すること」とある。天皇から勲章をいただくことは大変なことなのだなと思った。芳賀地区の人々が我が事のように喜ぶ姿があった。一カ月後の3月21日には、私の叙勲祝が行われる。

 

 私は次のように挨拶した。「勲章は昔は主に軍人に与えられました。平和な国となり、国民が主人の国となり、地方が主人公の時代になりました。宮内さんの叙勲はそれにふさわしいものです。剛毅木訥仁に近しという人柄で大地をしっかりと踏み締めて社会に貢献されたことに対する国家の感謝です」。テーブルにはこの人が工夫して創り出した宮内菜の料理が出ていた。この人の叙勲を飾るにふさわしい料理であった。

 

◇トランプが圧勝し、クリントンも激戦を制した。大統領候補を選ぶ熱戦はいよいよ佳境に。不動産王トランプが共和党の候補に決定するということがあるのだろうか。過激で漫画チックに見えた姿が次第に本物らしくなっていくような気がする。同じく共和党のブッシュは選挙戦からの撤退を表明した。アメリカの世界戦略はイラク攻撃以来、うまくいっていない。そこに中国が台頭し、威信は大きく傷つけられた。「アメリカをかつてない偉大な国にする」と訴えるトランプの叫びが国民の耳に快く響くのだろう。ヒトラーの演説に熱狂したかつてのドイツ国民の姿を連想する。

 

 民主党のクリントンの後ろには夫君、元大統領のクリントンの姿があった。大統領の不倫という夫婦の危機を乗り越えた2人の姿であった。クリントンは、初の女性大統領の実現は果たして成るかという点で注目を集める。初の黒人大統領オバマに次ぐ世界史上のサプライズの動向に私は大いに興味をそそられる。

 

 仮にトランプ対クリントンの対決となればクリントンが有利ではなかろうか。民主主義には衆愚政治に陥る危険が伴う。今回の大統領選はアメリカの民主主義の真価が問われる。

 

◇残留帰国者の体験記の編集後記に、非難を浴びながらも自分の村から開拓団をださなかった長野県伊那市の村長のことが紹介されている。編集担当者高橋勇夫さんの文である。大勢に流されるのは日本人の特色。勇気ある少数意見の貴重さを示す例である。(読者に感謝)

 

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