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2016年2月26日 (金)

人生意気に感ず「18歳選挙権の影響。部活の体罰と自殺。ヒトラー。ジカ熱」

 

 ◇夏の参院選が近づいている。野党には相変わらず政権担当能力が感じられないが、一強と言われる現状に不満を抱く人が多い。「18歳選挙権」の実施は1つの大きな社会実験である。若者の特権ともいうべき、理想主義、正義感、批判精神は投票行動にどう現われるか。私の大学時代は学生運動が盛んで駒場の構内は立て看板が林立し、アジ演説が飛び交い、いつも騒然としていた。今は昔。大学生にそんな気概は全くない。一方、若者を刺激する材料には事欠かない。環境、原発、憲法改正、政治家のスキャンダル等。 

◇最近のある実態調査では、大学生の7割超が投票にゆくと答えた。政治への関心は高まっているのだ。これまでは、20代はほとんど選挙にいかない。選挙活動と選挙事務所は高齢者の世界であった。18歳以上に選挙権が与えられても彼らはせっかくの機会と権利を生かせるか。教育の役割が問われる場面でもある。私は現職の頃、「公民」の生きた教育をと訴えた。中学生の公民の教科書はキラキラした立派なもので、政治や憲法のことがしっかり書かれているが、先生方が期待に応えているとは思えなかった。そのつけが来るのではないか。

 

◇部活の体罰に東京地裁は7500万円の賠償を命じた、キャプテンの高校生が皆の前で平手で殴られている映像が報じられた。またかと思う。部活に於ける体罰、いじめ、自殺、これは跡を絶たない。私が現職の時、いつも取り上げていた問題である。スポーツとは何か。勝利至上主義の問題。スポーツ嫌いな子どもを作っている教育界の現状。今回の事件は現場の指導者の先生に問題点が伝わっていないことを窺わせる。

 

 裁判長は、「教育上許される範囲を大きく超えた暴力的な虐待行為で、違法性は強い」と指摘した。全国の自治体は、この判決を他山の石として真摯に受け止めるべきである。

 

◇今月の「ふるさと塾」は明日、土曜日。テーマは「ヒトラー」だ。画家志望だったヒトラーは美術大学受験に二度失敗する。ナチスが第一党となった昭和7年は満州国建設の年。狂気の天才の弁説に狂喜した国民。移民排斥の声と共にヒトラー礼賛の動きが。ヒトラー現象は今日的課題だ。

 

◇ジカ熱が国内で初めて確認された。ブラジル帰りの高校生。非常事態を宣言する国も出て大変。小頭症のあかちゃん。リオ五輪。近づく蚊のシーズン。蚊が人類の祭典を脅かす。(読者に感謝)

 

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