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2016年2月16日 (火)

人生意気に感ず「重力波の衝撃。ブラックホール。アインシュタイン、オッペンハイマー」

 

 ◇不倫、金、選挙と地上のごみごみした出来事と対象的に壮大な、実にダイナミックな宇宙の物語が展開している。アメリカが宇宙から届く重力波をとらえた。アインシュタインが100年前に存在を予言した。400年前に天文学の扉を開いたガリレイの偉業に匹敵すると、知の世界では興奮に湧いている。 

 13億光年の彼方にある二つのブラックホールの合体で生じた重力波だという。科学の解説員がコンニャクを材料にして説明していた。コンニャクを重しで押すと凹む。それが空間のゆがみで、重しを揺すぶると、ぶるぶるとゆがみが回りに伝わる。それが重力波だと。空間の伸び縮みの変化は極めて小さい。その大きさを我々の数値で現すことは難しい。たとえで現す他ないが、地球と太陽間(1億5千キロ)の距離が水素原子1個分だけ伸び縮みする割合だという。

 

◇昔、学習塾をしていたころ、脱線して、宇宙人、ブラックホール、ビックバンなどの話をすると、塗炭に生徒の目が輝き出すのであった。今回の快挙で物理学の新しい扉が開かれるのだから、学校は理科教育を進める絶好のチャンスとして生かすべきだ。「今後は、重力波観測によって思いもよらない星が間違いなく見つかる」と科学者は興奮を隠さない。今日では、存在が確実視されている生命の星の発見も近づくのではないか。

 

◇重力波望遠鏡、重力波天文学という用語が躍る。宇宙の起源、宇宙膨張に終わりはあるか、私たちは、そういうことが一歩一歩確実に分かる時代の入口に立った。

 

 かつてコロンブスが新大陸を発見して、人類は新しい世界に進出した。同じように、今人類は宇宙に進出しようとしている。その宇宙の地平線を切り開きこの目で確かめられる時代を予告するのが今回の「観測」だろう。物理の分野でいくつものノーベル賞を得ている日本は、この宇宙の分野で競争に遅れをとってはならない。日本の技術力、日本人の文化と知のレベルを一層向上させる機会とすべきだ。

 

◇ニュートンが重力を思いついた。その考えを基礎に、ミッチェルは余りに重力が大きく光も脱出できない星、つまり見えない星を予言した。200年以上も前のことである。ブラックホールはアインシュタインが相対性理論で根拠づけたが、数学的に理論づけたのは、原発開発を指導したあのオッペンハイマ―であった。(読者に感謝)

 

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