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2015年11月27日 (金)

人生意気に感ず「原節子の死の意味。続く警官の不祥事。原発なしでも」

 

 ◇原節子が亡くなった。時々、週刊誌で秘かに暮らす姿が報じられていたが、95歳とは驚いた。彼女の主演作の主なものは私の小中時代と重なる。「青い山脈」「晩春」「お嬢さん乾杯」は昭和24年、私が小学3年生の時の作品である。昭和21年に新憲法が公布され、社会には民主主義の風が流れていた。それに乗るかのように「リンゴの歌」が至る所で歌われていた。原節子が銀幕で醸し出す雰囲気は、そんな時代の風潮に合っていた。今日の女優はすぐに脱いであられもない肢体を当然のように晒す。原節子が演じる貞淑で慎み深い女性は伝統的な大和撫子を象徴していた。それだけに表に出ない私的生活に想像力をかき立てられた。永遠の処女といわれたが果たしてそうだったのか。 

◇いくら何でも酷すぎる。警察官の続く不祥事。「警察だってやっているではないか」という声が聞こえてきそうである。名古屋と埼玉の事件だ。名古屋の30代の巡査部長は名古屋駅で女性の尻を触って逃げた容疑で書類送検された。酒を飲んだ後で非番だったらしい。迷惑行為防止条例違反。

 

 一方、埼玉の事件は一片の同情の余地もない重大犯罪。25歳の警官は、女子高生を脅してホテルに連れ込み強姦し傷害を与えた。盗撮画像を見せて「私は盗撮防止の仕事をしている。協力しないと個人情報が流出します」と嘘を言った。容疑は強姦致傷。法定刑は無期又は5年以上の懲役である。警官の犯罪は社会を守る砦の崩壊を意味する。国民の倫理感に与える悪影響は測り知れない。多くの立派な警察官が気の毒だ。

 

◇2014年度の温室効果ガス(CO2等)の排出量が前年度比で3%減った。原発停止中に減ったという点に大きな意味がある。原発必要論の論拠の一つは、原発はCO2を出さない、原発がなければCO2が増えるという点である。環境省の発表は、原発がなくてもやっていけるという論拠の一つを提供するものだ。省エネの動きの拡大、太陽光などの再生可能エネルギーが伸びた効果である。

 

 現在、クリーンエネルギーについては様々な研究と技術開発が進んでいる。この分野は新産業を生み出す宝庫である。小泉元首相が言うように政府が決断すればその扉が開く。

 

◇今日はふるさと塾。金曜に変更になった。ハンセン病(らい)の歴史と現状を話す。先日草津の死の川(湯川)の音を聞いてらいの歴史を感じた。(読者に感謝)

 

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