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2015年8月13日 (木)

人生意気に感ず「原発と原爆は同根だ。満州の悲劇。シベリヤ抑留」

◇川内原発再稼働を考える要素は多い。第一は、福島第一原発事故の教訓を生かしているか。巨大地震が近づいている。新基準に合格したが、原子力規制委員会の委員長は「絶対安全とは申し上げない」と意味深長な発言をしている。国会事故調査委員会の報告は、人災だ安全神話にあぐらをかいて必要な対策を遅らせたと指摘等。私が更に痛切に思うことは原発は原子爆弾と同根だということ。

 

◇原発事故も原子爆弾も被災地から離れる程他人事になっている。福島の現実は想像以上に過酷である。福島県大熊町は震災前、一人あたりの所得は福島県自治体のトップだった。ところが今でも無人の郷となっている。

 

 広島と長崎の過酷さは、私たちが針の山、血の海などで想像していた地獄を遥かに超える超地獄であった。原子から解放された恐るべきエネルギーのなせるわざという点で原発事故と原爆は共通だ。人命と経済とは比較にならない。南海トラフ型の巨大地震が迫っている。北朝鮮やイスラム国の存在は新たなテロの恐怖を示す。原発は無防備なターゲットだ。

 

 日本の技術を新エネルギーに傾注すれば、エネルギー問題に新しい扉が開かれるのは確実で、そこから新しいビジネスが限りなく生まれる。平和憲法と原発廃止は一体であるべきだ。かくして日本は、世界から尊敬される国になれる。中国が新しい原発を多く計画している。原発で中国と競うなど愚かなことだ。アジアの国々は原発を克服した日本を中国と比較して高く評価するだろう。今月28日(金)の「ふるさと未来塾」は「原発と原爆」をやるつもり。

 

◇終戦の日が近づく。忘れてならないことは、満州の悲劇とシベリヤ強制抑留である。前者については、拙著「炎の山河」で書いた。政府の侵略政策に翻弄された満州移民が遭遇したことは正に地獄だった。私は20歳で終戦の直前に満州に渡り数奇な運命を辿った松井かずさんのことを書いた。

 

 シベリヤ強制抑留については、抑留体験者の人たちと共に抑留地跡を訪ね「望郷の叫び」を書いた。夏草の茂る中に立つ白い墓標には「日本人よ安らかに眠れ」と書かれていた。今はなき塩原眞資さんは、「俺だけ帰って悪かった」と声をあげて泣いた。戦後70年、満州の悲劇もシベリヤ抑留も歴史の彼方に遠ざかろうとしている。今こそ後の世に伝えねばならない。(読者に感謝)

 

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