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2015年6月22日 (月)

人生意気に感ず「原発ゼロの好機。原発事故検証委報告の衝撃」

 

 ◇韓国では今でも大災害は為政者の不徳に対する天の戒めという考えがあるという。日本もかつては同様だった。大地震の跡地に神社が建てられていることが多いのはそれを示すという説がある。社会心理としては、政治不信や倫理の乱れと結びつけて受け取る傾向は今日でも否定できない。かつて石原前知事が「3・11」に関して天罰だといってひんしゅくを買ったが、密かに同感を示す者も少なからずあった。 

 天変地異が近づいていることを肌で感じる。国際的政治の危機が歩調を合わせるかのように迫っている。強い政治のリーダーシップが求められている。憲法改正の問題は巨大地震同様に日本を揺すっているのだ。

 

◇安倍首相が将来の「原発ゼロ」を打ち出していれば、タカ派のイメージを薄め、憲法改正に関する世論の風当たりも大分違っていたのではないか。目先の利益で国家百年の計を混同するな。

 

◇「3・11」を踏まえて、安倍首相が将来日本は原発をやめると宣言すれば、その効果は測り知れない。日本は、世界で最も地震の多い国で、巨大地震の巣の上にある。大地震は周期的に必ず起きる。日本は人類で最初の原爆被爆国である。原発は原爆と同根である。ひと度、事故が起きれば制御し難い事態が生じることを「3・11」は証明した。首相が原発ゼロの決意を示し、それを実現するために日本の技術を総結集すれば、原発なしてエネルギー問題はやっていけるに違いない。中国が膨大な原発計画を勧めようとしている。日本が止めれば中国はもとより世界の原発状況に日本は正しく発言することが出来る。これこそ、世界平和への貢献ではないか。安倍首相は絶好のチャンスを失ったというべきか。誠に惜しい。

 

◇私は、今、再び「福島原発事故・独立検証委員会・調査、検証報告書」を読み始めた。巨大地震到来を肌で感じる状況で、この調査書の訴えが一層重く迫る。この中で、日本の原発は大丈夫という「安全神話」に原子力推進側の人々が縛られ、打つべき対策が不十分だったことが指摘されている。今でも過酷事故が終息しないにも関わらず「3・11」が早くも風化しつつある。多少時間が出来た今、私は「調査、検証報告書」を勉強し直そうと思う。浅間が無気味に動き出した。弘仁・貞観・安政の各巨大地震など過去の歴史は私たちに忘却を戒めている。列島全体が一斉に活動して何かを訴え始めた。(読者に感謝)

 

 

 

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