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2015年2月 4日 (水)

人生意気に感ず「後藤さんの死と教育界。ベルリンの壁。ワイツゼッカーの死」

◇後藤さんへの共感が内外で広がっている。その取材の姿勢と視線への注目と共に。つねに、子どもの生活や実態に焦点を当てていた。戦火の中、学校で学ぶ子どもの姿は凄い。日本の教育界に鋭い問題を投げかけている光景だ。「憎しみや敵視からは何も生まれない」生死を賭けた体験から生まれた後藤さんのメッセージである。東京都の、後藤さんが講師を務めた小学校は、後藤さんの死に関して、「事実を見極めることの大切さ」を子どもたちに伝えた。現地の悲惨な事実をしっかり見つめることの大切さである。

◇ヨルダンで2人の日本人の死を悼み日本と連帯する動きが広がっている。日本大使館前にヨルダン各地から集まった市民は「ヨルダン人と日本人は共にある」、「ヨルダン人を代表し日本の市民と犠牲者の家族に支援の気持ちを表すために来た」などと語っている。後藤さんの死はヨルダンをはじめとする中東と日本を接近させた。

 後藤さんの母は「迷惑をかけました」と詫びた。後藤さんの行動を批判する声もある。私は、後藤さんの勇気と紛争の中で生きる子どもたちの姿を伝える視線に感動した。

 私は吉田松陰と楫取素彦を研究しているが、幕末に下田沖の米艦に乗り込みアメリカ行きを嘆願した松陰の姿を今思い出す。松陰は30歳で斬首された。後藤さんの死は、今後の日本にどのような波紋を生むだろうか。

◇私の書斎に広げた手のひらに乗るレンガのかけらがある。私の字で「ベルリンの壁、平成3年10月28日」とある。平成3年(1991)にドイツを視察した時、ベルリンの壁崩壊の現場で入手した。前年に東西ドイツは統一した。統一後の初代大統領ワイツゼッカーが1月31日死去した。ナチスドイツのユダヤ人大虐殺へのドイツ人の責任を強調した人物。「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」。この演説の言葉は有名。第二次大戦で日本と共通の運命を辿ったドイツ。空前の大虐殺にも関わらず、現在、ドイツを非難する声は少ない。歴史を直視した結果だ。日本として学ぶことは大きい。

 退任を目前にして「歴史に学ぶ政治家になれ」と県民会館で私に語った元東大総長林健太郎先生の姿が甦る。萩原ゆうじ君が最近の挨拶の中で歴史に学ぶ政治家になりますと訴えていた。

 昨日は豆まき。お菓子を求める多くの小さな手が目についた。平和な日本を象徴する行事だ。(読者に感謝)

 

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。

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