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2015年2月 5日 (木)

人生意気に感ず「ふるさと塾の休みと楫取。パイロット焼殺。安倍首相の過激発言」

 

 ◇本来なら今ごろ「ふるさと塾」の案内を出すのだが、萩原ゆうじ君がらみで4月まで休みにする。中近東の「歴史と現在」を取り上げようと思っていた。この歴史塾、振り返れば長いこと続けてきた。退任しても続けるつもり。バッジを外せばより自由に発言できる。中味を工夫し進化させていきたい。 

◇退任を控えて、本会議の質問に立つ。項目の一つに楫取素彦を取り上げる。楫取とは何か、その現代的意義は何か。平成24年の5月議会で大澤知事に楫取を問うた。その続きである。

 

 楫取を私が語り出したのは十数年前の「ふるさと塾」だった。奴隷船マリア・ルーズ号の事件とその波紋の中で群馬県議会や楫取を登場させ、吉田松陰と楫取の教育者の姿を語った。とくに楫取については女性解放の先駆者であることを強調した。

 

 マリア・ルーズ号事件は明治5年。明治の外交官はサムライの意気軒昂で大胆不敵だった。船内の中国人を解放したためペルーとの間で訴訟となった。訴訟の中で女郎の証文が出され、日本の奴隷制が指摘された。政府は太政官布告で解放を宣言した。太政官布告295号の精神は現民法90条「公序良俗に反する法律行為は無効とする」の中に受け継がれている。

 

 この布告の影響の及ぶところに群馬県議会とそれを囲む人々があった。県令楫取や新島襄の弟子・湯浅次郎等である。彼らが果たした廃娼の意義は人権史上輝かしいものだが多くの人々は語ろうとしなかった。人権感覚のとぼしさを示すもの。楫取の功績の中で注目すべき点はむしろここにある。女性の地位向上が叫ばれている今日、楫取が投じた一石は今日的である。今議会では、この点も質問してみたい。

 

◇信じられないニュース。ヨルダン軍パイロットが鉄のおりに入れられ焼かれたとか。「イスラム国」の狂気の処刑。事実とすれば全世界はどう受け止めるのか。日本時間4日未明。世界中から参加しているという若者は文明人として耐えられるのか。

 

◇安倍首相は、鳩山邦夫氏の会合で、「日本は変わった。日本人にはこれから先、指一本触れさせない決意と覚悟で事に当たる」と述べた。その通りだと思うが、不言実行で行くべきではないか。首相として天下に公表すればいたずらに「イスラム国」を刺激することにならないか。心配だ。(読者に感謝)

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む

 

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