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2015年2月16日 (月)

人生意気に感ず「知事の選出馬。松陰と楫取。寒風の中をゆうじ君と」

◇昨日、駅ビル・メトロポリタンで国会議員、県会議員の合同会議が行われ、途中で大澤知事が現れ3選出馬の決意を述べた。知事は用意した文章を長々と読んだ。それは2期8年の業績を振り返るものだった。

 その中には、人口減問題に取り組むこと、不退転の決意でコンベンションホールを作ること、特別支援校未設置地域をなくしたこと等があった。この「合同会議」は自民県連の最高の機関。群馬県政の大きな歯車がギシリと動き出した感じがした。

◇安倍首相の施政方針演説を読んだ。くまなく読むのは初めて。その中に、吉田松陰に触れる一節がある。「知と行は二つにして一つ。何よりも実践を重んじ、明治維新の原動力となる志士たちを育てた吉田松陰先生の言葉であります」山口の人は呼び捨てにせず必ず先生と呼ぶ。首相の演説にもそれが現われている。

 私は、松陰の「知行合一」を今議会で使おうと考えていたのでいささか驚いた。2月議会は今日から始まる。私の登壇は3月2日。「楫取素彦」を教育問題の中で取り上げる。次のような文脈になるだろう。

 教育の目的は生きる力を養うことにある。今の教育はその目的を果たしていない。知識偏重である。吉田松陰は知行合一を実践した。それを受け継いで群馬の教育の基礎を築いたのが楫取素彦である。楫取は道徳教育に力を入れたがそれも知行合一の実践である。今こそ、楫取が成し遂げた教育県群馬を甦らせる時だ、と。

◇昨日の寒さは格別だった。風花が舞い、その先の赤城は白いもやの中に姿を隠していた。私は身を切る風の中、萩原ゆうじを連れて案内して回った。朝の合同会議で新人の出遅れが目立つとの指摘があったことが頭をよぎる。黙々と歩く30歳の若者を赤城おろしが鍛えている。迎える老婆のしわの顔が温かい。若者は民主主義の実態を噛みしめているのに違いない。

◇萩原ゆうじ君と歩いていると、時々非常に貧しげな様子に出会う。「格差ですね」と彼がつぶやいた。現実の人々の生のいとなみは、一つ一つが教えである。「知行合一」の実践だと私は心に思った。巨木に囲まれた廃屋のような中に90に迫る老人がうずくまっていた。「あ、中村さん、上がって」。3人でこたつで話した。老人の若者を見る目がまぶしそうに光る。私の将来を見る思いがした。(読者に感謝)

 

☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む。

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