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2014年9月 8日 (月)

「引退の花束。林元東大総長。萩原ゆうじ。錦織。」

◇去る9月6日、自民党政経セミナーで、私は勇退議員として花束の贈呈を受けた。初当選は昭和63年(1988)、7期を振り返って感慨深いものがあった。
「長い間支えてくれた多くの支援者に感謝します。国難と言われ、地方の役割が極めて重要なとき引退しますが、私の志は30歳の若者が受け継ぎます。長い県政で学んだことは、次のステージで社会のため、県政福祉増進の為役立てる決意です」と挨拶した。
◇初めて県議選に挑戦したとき、元東大総長の林健太郎先生が県民会館で応援演説をされた。「政治家には歴史観が大切。中村君はそれを活かした立派な政治家になれ」というものだった。私は先生のゼミの生徒であった。先生は平成16年91歳で亡くなられた。私はかね子夫人の計らいで、先生の書斎の書物をダンボール箱数個分頂いた。先生の遺品であり私の宝物となっている。
◇私は今期のスタート時から秘かに引退を決意し、今年になって新聞でも表明した。この間心にかかることは私の志を継ぐ人を見つけることであった。若者の政治離れが深刻で、多くの若者は無難で波風のない人生を選ぶ。この現象は日本が活力を失っていく象徴ともいえた。絶望視していたら意外な人物が現れた。萩原ゆうじ君30歳。慶応出の公認会計士である。
 敢えて激流に飛び込もうとする動機を尋ねたら、何と私の「上州の山河と共に」を読んだことだという。この本は平成6年に煥乎堂から出版され意外な程多くの人に読まれた。前記の林先生のことも詳しく書かれている。
◇萩原ゆうじ君と共に、私の前に大きな課題が現れた。彼の志を実現させることである。ゆうじ君の風貌にはどこか幕末の志士を思わせるところがある。今日の社会は国難の中にあり、内憂外患の幕末に似ている。この国難を乗り越えるには「地方」の役割が極めて重要であるにも拘わらず、政治不信が渦巻き地方議会は十分にその使命を果たせていない。県議選は来年の4月であり、NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」が佳境に入るころである。吉田松陰や楫取素彦の活躍に合わせて、萩原ゆうじ君が県政に登場することを願っている。
◇錦織選手が全米テニスで、日本人として史上初の決勝進出が決まった。まさかを期待する。日本が上昇気流に乗ったことを示す事実だ。(読者に感謝)
☆私の後継者、萩原ゆうじ君は慶応卒・30歳の公認会計士。知性と信頼をと意気込む

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