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2014年6月23日 (月)

人生意気に感ず「570人への講演。世界遺産に。内閣支持低下」

◇伊勢崎市第一中・570人、全校生への講演は私語もなく成功だった。未だ見ぬ全体像に私は不安をもっていた。小さなグループでもうまくいかない場合もあるからだ。私は予習の意味もこめて簡単なレジメを2回学校に送り先生方の協力を願った。先生方の大変な御苦労があったものと思う。生徒たちの瞳が生きていた。

 冒頭、私は次のように発言した。今日の話には皆さんにとって2つの大きな意味があります。1つは楫取素彦という人物との出会いです。もう1つは間もなく、富岡製糸場世界遺産決定が実現することです。そしてこの2つは密接に結びついているのです。この点に注意して耳を傾けて下さいと。

 話が終わり私は真剣に聴いてくれたことにありがとうと述べた。生徒代表のお礼の言葉も良く出来ていた。身内には疲れを忘れさせる爽快感があった。

◇21日午後5時頃、遂に連絡が来た。富岡製糸世界遺産決定である。世界の文化の宝と認められた。岩井市長は感想を述べた。「10年余り前、世界遺産にと聞いた時、そんなわけないだろうと思った」と。大方の偽らざる思いだった。小寺元知事の文化に対する慧眼は確かだった。

 文科省は日本と西洋の技術交流を基に達成された技術革新の顕著な例と評価し、大沢知事は確実に次の世代に引き継ぐ責任を負ったとコメントした。「日本で最初の富岡製糸」と表明した上毛カルタに新しい意義と重みが加わった。殖産興業、富国強兵を掲げた明治政府の意図を超えて、その事業に隠されていた普遍的価値が甦った。千載一隅の芽を真に活かさねばならない。

 イコモスの決議が女性の役割について勧告している点が注目される。女性が技術の伝達に於いて指導者として役割を果たしたことも研究し女性の社会的境遇の充実を図れというもの。今後、本県の女性政策に大きな影響を与えることになるだろう。かかあ天下の真の復権につながるかも。とにかく、今回の登録は、教育、文化、産業等本県のあらゆる面に新しい息吹を与えることになる。

◇新聞によれば内閣支持率が43%に。大きな低下で現政権発足以来最低である。集団的自衛権の扱いが最大の原因だろう。覚悟の方針であったが安倍政権には多少の誤算もあった。世論の推移に謙虚でなければならない。(読者に感謝)

☆楫取がNHK大河ドラマ登場に決定。土・日・祝日は「甦る楫取素彦」を好評連載中です。

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