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2014年6月 4日 (水)

人生意気に感ず「吉田有希ちゃんと議会。栃木県会のこと。天安門事件」

◇議会一般質問の最後の日の最後の登壇。「ここに立って26年を振り返ると感慨深いものがあります。初めての県議選で恩師で元東大総長の林健太郎先生が応援に駆けつけ歴史を生かした政治家になれと励ましてくれました」と、冒頭の弁で語り、歴史の視点から楫取素彦を取り上げた。

◇質問者と答弁者が議員席と議長席の間で対面し一問一答のやりとりをし、テレビで生中継する。これは平成17年、私が議長の時実現させた。吉田有希ちゃん殺害と関わる特別な思い出が結びつく。容疑者逮捕に心が躍る。

 実はこの対面演壇の一問一答形式は栃木県議会が一足先に始めていたので、平成17年12月私たちは栃木県議会を訪れ、傍聴席から先行の一問一答を見詰たのだ。

 午後一番に登壇した今市市出身の議員は「大変痛ましい事件が発生し許し難い気持でいっぱいである」と訴えていた。多くの傍聴者は今市市の人々だった。前日、当時7歳の有希ちゃんが連れ去られ惨殺された。あれから8年半、犯人はどんな男で動機は何かと強い関心を持っていた。容疑者は32歳の一見やさ男風である。幼い女児の胸を数十回も刺す狂気がどこに潜んでいるのか。栃木と群馬の県境にまたがるいくつもの凶悪未解決事件の解決の刺激になればいいと思う。

◇昨日、議会の質問風景が昔と大きく変わったことを改めて思った。昔の議員は質問を職員に書かせるようなことがあった。栃木県議会が平成17年に議会改革に踏み切ったのは下野新聞で「県議の質問は職員が書くのが常識」と強く批判されたからだと言われる。

 質の悪い議員が選挙で選ばれて先生と持ち上げられる。「先生と呼ばれる程馬鹿でない」という川柳を思い出す。虚実おり混ぜた不思議な世界で26年も生きてきた。そこで学んだことは実に多い。今後のことで先ず胸に浮かぶのは「県議会の歴史」の執筆。明治の初めの廃娼を巡る白熱した議会が想起される。

◇私は「炎の山河」で天安門事件を書いた。今日25周年。民主化を求める学生たちを鄧小平は戦車で踏みにじった。戦車に駆け登る若者、炎上する装甲車、北京のデモは百万人、死者は5千人とも報じられた。思想の自由を求める若者のエネルギーは今も変わらない。過去の中国の王朝は民衆の蜂起で倒れた。現政権には強大な武力がある。心を抑え込む事はいつ迄続くのか。(読者に感謝)

☆楫取がNHK大河ドラマ登場に決定。土・日・祝日は「甦る楫取素彦」を好評連載中です。

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