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2014年6月14日 (土)

随筆「甦る楫取素彦」第96回

第二章 近代群馬の夜明け

 この章では、改めて、開国以来の上流の動きを見る。

古来、上州は糸の国だった。開国による貿易開始は上州を一変させた。貧富の差の拡大は一揆を多発させた。藩主松代直克は前橋城を再築し製糸業発展の基礎を築く。糸商人の活躍、小栗の処刑、大音龍太郎の恐怖政治を経て、楫取登場の舞台は準備されていった。

「開国前後」

 ここまで、群馬に辿り着く迄の楫取の足取りを各時代の時代背景とともに辿った。幕府は倒れ、新政府は世界史の新しい舞台に登場した。群馬もこの舞台の上にあった。楫取が現われたこの群馬という舞台はどのように出来たか、そして、どのような舞台であるか。それを知ることは楫取の業績を理解する上でも基礎になる。これ迄の記述は、時に断片的になることもあったので。改めて一つの流れとして、開国以来の日本と群馬の動きを見ることにする。

 初代群馬県令楫取素彦は生糸産業を基礎にして群馬の産業を興そうと決意した。それは明治政府がとった富国強兵を目指す殖産興業政策の下で当然といえたが、更に群馬の特別な歴史があった。古来、上州は養蚕と生糸が盛んであった。それは、上毛カルタがいう「県都前橋いとのまち」の歴史的背景であり、また、今日の世界文化遺産につながる富岡製糸場の源流でもある。

☆楫取がNHK大河ドラマ登場に決定。土・日・祝日は「甦る楫取素彦」を好評連載中です。

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