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2014年6月 2日 (月)

人生意気に感ず「子ども餓死。覚醒剤と主婦。中国と精神的自由。炎暑」

◇またまた悲惨な事件。白骨化した子ども。戸は異臭を出さぬため目張り。逮捕の父は住民票を移さず家賃を払い続け、別の女と住んでいた。どうしてこんな事件が起こるのか。妻が家を出た後、父親は週に一、ニ度アパートを訪れた。閉じ込められた5歳の理玖君は餓死したのだろう。

 以前、若い母親が幼児を閉じこめ、餓死せた事件があった。児童相談所所長は「所在不明児への危機感が甘かった」、教委は「関係機関との連携が密でなかったことが最大の反省点」とそれぞれ語る。今回の事件はアパートの所在は住民票で分かっていたのだから、訪れていれば早く発見できた可能性がある。「甘かった」のだ。

 児童虐待や遺棄などが激増している。子どもの命より自分の都合を優先させる親。無責任時代が広がっている。欲望と混乱のジャングル、濁流が渦巻く社会、その中で人間の倫理も小さな命も流されていく。各行政機関、地域の良心が連携しなければ社会そのものが押し流されてしまう。

◇覚醒剤が一般の主婦の間に広がっている。家庭が壊れる社会的背景だ。群馬では全国的にも上位の覚醒剤消費県だという。あとを絶たない有名芸能人の事件は自覚のない主婦を煽る材料になっている。手を出す動機は性感を高めることだといわれる。ズルズルと深みにはまる、金が要る、その先には犯罪のワナが待っている。

 法律は厳しい。麻薬取締法、覚醒剤取締法は、所持、譲受け、使用等に10年以下の懲役を定める。犯罪の重大性と恐ろしさを周知させねばならない。

◇中国は対岸から見ても実に大変だ。生き延びるために言論の自由・学問の自由を規制している。習政権になって大学の締め付けが強化されている。精神を縛って自由な発想を妨げると独創的なアイディアは出ない。昔、ルネサンス期天才がどっと現れたのは心の束縛が解かれたからだ。中国で理系のノーベル賞がほとんど出ないのは発想の自由がないからだろう。日本の凄さを支える基盤は自由にあることを改めて感じる。

◇酷暑が予想される。早くも館林が全国最高となった。昨日は、全国で400人位が病院に搬送され、死者や重体が出ている。地球が狂い出した現れだろう。今夏も天が抜けるような雨、灼熱地獄、洪水があるのだろうか。南極の氷が溶け出した。地球の危機が迫る。(読者に感謝)

☆楫取がNHK大河ドラマ登場に決定。土・日・祝日は「甦る楫取素彦」を好評連載中です。

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