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2014年6月27日 (金)

人生意気に感ず「ザック退任。ボスニアの悲劇。死刑執行。戦争体験記」

◇ザッケローニ監督が退任した。すべての責任は自分にある。すばらしいチームだった。ザッケローニはこう語った。「敗軍の将兵を語らず」。中国の諺だ。「勝たせてあげられなかったことが悔しい」と長友は泣いた。負ければ一斉に叩かれる。戦いの常だ。勝敗は兵家の常。日本はゼロから出発する。

 サッカーW杯を見るとサッカーに全てを賭けているような国や民族が多い。そういう国では、サポーターと一体となったチームのエネルギーは凄い。そういう国と戦うのだ。サッカー文化、サッカーの哲学、そういう根本が強さの基盤となっている。

◇ボスニアの勝利に注目した。血で血を洗う内戦を経た国、ボスニア・ヘルツゴビナ。3つの民族が対立し、元首は3つの間で輪番制。サッカー連盟会長も輪番制。累卵の危機に立つ国。国際サッカー連盟はこの国の国際大会参加を停止させた。これに対しオシムが立ち上がった。この国の唯一最大の楽しみがサッカー。日常生活の中にいかに深く根ざしているか。こう訴えて3民族の政治家を説き伏せ、サッカー界に秩序を取り戻し、そのために制裁が解かれたという。

 このボスニア・ヘルツエゴビナが一勝をあげた。先制点をたたき出したエースのジェコは内戦の中で育った。子どもの近くに爆弾が落ち遊んでいたサッカー友達は亡くなった。ジェコは兵士の心でサッカーを戦ったのだろう。かつて日本の監督を務めたオシムの国ということと共にボスニアの一勝は胸を打つ。サムライ日本の復活を待ちたい。

◇26日、大阪拘置所で死刑の執行があった。3人を殺した川崎死刑囚。このブログで死刑を書いてきた。憲法は残虐な刑罰を禁ずる。現在の絞首刑は残虐ではないというのが最高裁。究極の刑の存在意義は社会の防衛。しかし、裁判の誤りがあれば取り返しがつかない。袴田元死刑囚の再審無罪は冤罪による死刑があり得る事を物語る。死刑とその下の無期には差があり過ぎる。死刑を廃止して終身刑を設けるべきという意見は多い。執行には法相の承認が必要。過去の最多は在任11ヶ月で13人を執行させた鳩山邦夫法相。現在確定死刑囚は128人。死刑囚は扉の前に足音が止まるかといつも怯えているという。

◇友人の鈴木さんが戦時下の青少年の戦争体験を編集した。戦争が風化していく時、貴重な資料。私もランプの下で母と本を読んだ思い出を書いた。今、戦争を語る時が来た。(読者に感謝)

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