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2014年5月14日 (水)

人生意気に感ず「死刑囚の熱い思い。韓国の危機管理」

◇元オウムの2人の男女。菊池被告と中川死刑囚。2人は男女の関係にあったと言われる。中川智正死刑囚は、菊池直子被告をかばう証言をしているように見えた。犯罪に使われる薬品であることを菊池が知っていたかが焦点。中川死刑囚は「何に使うか話してない」、「薬品名も理解できていなかったろう」と証言した。

 愛し合っていたとすれば、2人の胸中はどんなであったろうか。メモを取っていた菊池はこの証言を聞いたとき黙って筆を置いたと言う。処刑される男と、この世に生きる女。去っていく男に女への熱い思いがあるのか。2人の間は数メートルかも知れないが、それは無限の距離でもある。死刑は極刑である。それは、刑罰の目的は何かを考えるとき避けて通れない問題である。今回、死刑囚を証人として天下の舞台に登場させ熱い心を語らせたとすれば、真人間も殺すという死刑制度の矛盾を図らずも白日の下に引き出すことになったといえないか。

◇セウォル号沈没で揺れる韓国でまたおかしな事件。建設中の7階建てのビルが傾き崩壊の危機にあるという。20度も傾き亀裂が入って危ないというのだ。危機管理は人命に直結する問題である。セウォル号事件は、いかにも杜撰な管理を露呈した。特異な例かと思っていたら、このビルの事件。これでは氷山の一角と思われても仕方がない。漢江の奇跡と言われる経済の復興は砂の楼閣か。

 韓国は北朝鮮に対して体制の優位を誇っている。また隣は非民主国、独裁の超大国である。その意味で韓国は民主主義の最前線なのだ。日本との信頼関係を築くことが真の韓国の発展につながるのではないか。

 日本は成熟した民主国家である。それが今試練の時を迎えている。一つは大災害への対応。原発事故と大地震だ。民主国は国民の生命安全を守るために国民が自発的に力を合わせうる体制である。もう一つは憲法。日本の民主主義の象徴が日本国憲法である。今、それが集団的自衛権で揺れている。集団的自衛権の行使は憲法9条の「必要最小限度」の自衛権の範囲内か。個人が正当防衛の権利を持つのと同じくどの国も自衛権を持つ。その権利に縛りをかけているのが9条のはずだ。本来、無理のある9条を改正するのが筋。それが大変なのだ。おかしな改悪になる恐れがある。9条はそのままにして知恵を絞るべきでは。(読者に感謝)

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