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2014年5月11日 (日)

随筆「甦る楫取素彦」第87回

 前記、池信宏證氏は、手紙の中で、この長門時事の記事が地元で話題になったこと、及び、「萩市と前橋市との交流シンポジウム」に出席した楫取能彦氏(楫取素彦5代目)が極楽寺を訪ねたことに触れている。楫取山に囲まれた二条窪の村落の一堂宇で今に至るまで楫取を偲ぶ行事が続いているとは驚くべきことだ。推測するに法座に集う人々は高齢者と思われる。社会全体の高齢化が急速に進み地域社会の解体が懸念される時、この法座がこれからも長く若い世代に受け継がれていくのか心配だ。中原さんのご配慮で、この地の人々に「楫取素彦読本」が届けられた。池信宏證氏も読んだと言われた。有り難いことだ。

 この年、楫取の登場を待つ群馬にも重要な変化が見られた。

 養蚕、製糸に関しては、

  3月、富岡製糸場着工

  3月、田島弥平、宮中御養蚕の指図役となる。

廃藩置県にともなった動きとしては、

  7月、8県が成立し、岩鼻県に加えて9県併立時代となる。

  (高崎、沼田、館林、安中、伊勢崎、前橋、小幡、七日市の各県である)

  10月、館林県を除く8県がまとめられ、第一次群馬県が発足する。(ちなみに、楫取が群馬県令として登場するのは明治9年の第二次群馬県成立の時である)

  11月、館林県が廃され、邑楽、新田、山田の3郡が栃木県管轄となる。

  11月、群馬県庁が高崎の旧城内に開庁する。

  11月、県知事を県令と改称。(これは全国に関することである)

☆楫取がNHK大河ドラマ登場に決定。土・日・祝日は「甦る楫取素彦」を好評

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