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2014年5月22日 (木)

人生意気に感ず「大飯原発と厚木基地差し止め判決。新型インフルの恐怖」

◇大飯原発の運転差し止めを命ずる判決が出た。地裁判決だが原発の存在理由を問う極めて重要な判決。政権と経済界の主流は安い電力がないと電気代が上がり経済が停滞すると主張。判決は人の命・生存権を重視した。

 原発停止で電気代が上がれば日本製品のコストが上がり多額の貿易赤字が出る。裁判長は、しかし「多額の貿易赤字が出ても豊かな国土に国民が根を下ろして生活していることが国富だ」と指摘。これは「豊かさ」とは何かを問うている。

 福島事故後の新しい安全基準をクリアすれば政府は再稼動を認める。その方針は不変。しかし、判決は、新基準は甘いとして、福島事故のような具体的危険性を判断。差し止めは判決の確定を待つから上級審の判断が注目される。

 裁判の行方は世界が注目している。福島の原発事故はスリーマイル島、チェルノブイリに次いで世界の三大原発事故になった。これからアジアが原発の時代になる。その入口にある今、日本の原発政策は、日本のエネルギー政策を問うものとして注目を集める。判決は生存の権利を強調するから憲法上の問題にもなっている。

◇昨日、肥料商組合の人たちと懇談した。現在のブタウイルスの問題が当面の課題だが、黄蹄疫や鳥インフルのことにも及んだ。国際化が進み外国との交流接触がますます盛んになる今日、日本は海に囲まれているからといって安心出来ない。特に渡り鳥の危険は防ぐのが難しい。

◇私は、今回の一般質問で、新型インフル対策を取り上げる。多くの人は「新型」の恐怖を忘れているが、目に見えない黒い影は近づいていると見なければならない。

 私はかつて議会で鳥由来の「新型」発生につき盛んに警鐘を鳴らした。その恐怖は去らず、近づいている。しかし、平成21年メキシコでブタ由来の「新型」が発生し世界に波及し、この年の6月には県内でも患者が発生、8月には沖縄と神戸に死者も出た。大正年間、第一次大戦中に世界に蔓延した「新型」では本県の死者は4千人以上に達した。災害は忘れた頃にやってくる。韓国のセウォル号事件を批判した日本は、災害対策に万全か。

◇もう一つ重要な判決が。横浜地裁は厚木基地の深夜から早朝までの自衛隊機の飛行差し止めを命じた。騒音による健康被害への不安や精神的苦痛が生じていると判断。2つとも歴史的判決になる。(読者に感謝)

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