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2014年3月12日 (水)

人生意気に感ず「黙とう。伊吹議長の脱原発。行政改革の旗。安政の大地震と楫取」

◇昨日、午後2時46分委員会を中断して黙とうした。総務委員会で私は質問に入った直後だった。目を閉じると一昨年訪れた被災地の入江の光景が浮かんだ。見上げる山のような波はあっという間に人々を呑み込んで太平洋の彼方に連れ去った。海岸から遠く離れた所まで運ばれた大型の船、基礎の部分と共に引き抜かれ横倒しになっている鉄骨のビル、これらは想像を遙かに超えた波の力、自然の脅威だった。防災の点で万全であったはずの原発も打ちのめされ屈服した。一分の黙とうの間にこれらのことが頭に浮かんで過ぎた。現実は、一分の間に一変し、世界が変わってしまったのだ。

◇伊吹文明衆院議長が政府主催の追悼式で、脱原発論を述べ、省エネの暮らしにカジを切らねばと強調した。自民党にも同調者は少なくない筈だ。南海トラフ型が近づいている。「3.11」で見せつけた圧倒的な津波の力を前に原発の安全を言い切ることは出来ない。脱原発は「無責任」というが、原発を存続させることと、どちらが真に無責任か。

 一時的には電力に困るかも知れぬが、日本の技術力を総結集すれば道は開ける。今、中国の力にいらいらさせられるが、中国は近い将来原発で行き詰るだろう。日本が新エネルギーで新しい国家を作って見せることが中国を見返す最良の手段である。「3・11」は天の戒めであり、天の教えである。

◇黙とうで中断されその後続けた私の発言は行政改革に向けたもの。県の「案」の冒頭は、改革の目的に関して、県民は最大の「顧客」と主張。私は、改革の旗印として、「県民は主権者である」という民主主義の理念を掲げるべきだと訴えた。このことを改革の柱とすえることで改革に向けた全ての課題が生き生きと位置づけられる。

 例えば「人材の育成」は全体の奉仕者(憲法15条)たる高い志をもつ人、「情報の提供」は、主権者たる県民が県政に参加する不可欠の手段、「地方分権」は主権者たる地方の県民が自主性を発揮する前提、というようにだ。

◇各地で楫取の講演をする中で、安政の大地震に触れることがある。1854年(安政元年)12月23日、24日と続いた。この間32時間。この年、吉田松陰が黒船に乗り込んだ年であり日米和親条約が結ばれた。楫取素彦は前年、松陰の妹寿子と結婚、この年長男が生まれた。大地震は悪政に対する天罰と言われた時代。天国の楫取は今日の事態をどう見ているか・(読者に感謝)

☆楫取がNHK大河ドラマ登場に決定。土・日・祝日は「甦る楫取素彦」を好評連載中です。

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