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2014年3月11日 (火)

人生意気に感ず「3.11の日。大川小提訴。スタップ細胞哀れ」

◇今日3月11日は特別の日である。午後2時46分、議会では黙祷を捧げることになっている。悪夢のような大災害から3年が過ぎた。海が盛り上がり山のような大波が全てを呑み込む信じ難い光景が頭に焼き付いている。改めて振り返って思うことは、千年に一度ともいえる災害に生きている間に現実に遭遇したこと、そして、大自然の前で人間がいかに小さな存在かということである。

 地震と津波だけではなかった。今でも終息しない原発事故は私たちにとって有史以来のことだ。人類史上初めて原爆を体験した私たちは原爆と同根の原発を社会に受け入れその管理を誤った。

 人類は科学の力によって新しい火を手にした。原子の核から途方もないエネルギーを解放する手段を発見したことである。そのエネルギーを兵器に使えば原爆となり、それで発電機を動かせば原発となる。原子力の平和利用だと安易に考えたのは、広島、長崎を真に受け止めなかったこと、つまり被災者だけの問題と把えたことに根本の原因がある。

これは、今回の東北の大震災についてもいえる。離れた地域は他人事と考えている。政府も同じではないか。つまるところ、これは日本人の自己主義である。このことを深く反省しないと、次に来る災害に対し真の対策はとれない。

◇大波が迫る時、校庭に並んで時を過ごした小学生たちの姿を想像する。宮城県大川小の犠牲者の遺族が遂に県・市を提訴した。逃げるのが遅れたため74名の児童が死亡しあるいは行方不明となった。

 対比されるのは岩手県の船越小。校務員必死の訴えで裏山を登り全員が助かった。この二つの学校の例は、防災と避難について多くの教訓を突きつけている。大川小の遺族は、50分間適切な行動をとれないかったことをあげて「人災」だとする。原因を調べた第3者委員会の説明も説得力に欠けた。教訓は原因を知ることを前提とする。訴訟の場で明らかにするために提訴は止むを得ないだろう。風化の危機を救う意味もある。

◇小保方晴子さんが哀れだ。スタップ細胞で一躍脚光を浴びエプロンの研究姿が「リケジョ」の象徴のように言われた。資料の扱い方、論文の作り方にミスがあったのか。細胞作製そのものは真実だと思う。日本の科学技術のために実にもったいない。絶壁に立たされた若い小保方さんは耐えられるのだろか。(読者に感謝)

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