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2014年3月17日 (月)

人生意気に感ず「桐生・明子ちゃん訴訟。三俣事件死刑。北の朝鮮軟化」

◇新里小・明子ちゃん自殺に関する訴訟で両親勝訴の判決が出た。自殺の後、少女宅を訪ね、議会でも質問で取り上げた私は、訴訟の行方に強い関心をもっていた。学校の対応がいかにもまずかった。校長は父親から相談を受けていたことを認めながら「本人からの相談がなかった」などと説明。サインに気付かず鈍感と無責任さがあった。

 私は平成22年の11月議会で、自殺の連鎖を群馬で絶てと訴え、知事はいじめも自殺の要因との見解を示した。また県教委は教育長緊急アピールを発表した。

 判決は、「担任は、明子さんがクラスで孤立した理由を理解せず適切な指導をしなかった」、また、自殺後の市の調査につき「真相解明より組織防衛を優先し、不十分」等厳しく批判した。

 訴訟は止むを得なかったが、訴訟では真の解決は得られない。訴訟に走らせないことが必要だ。全国の目を引きつけ、マスコミが大挙して押しかけたあの騒ぎは何だったか。

◇もう一つの注目すべき判決は、三俣町の暴力団殺人事件。3人目の死刑が確定した。今回の特色は直接手を下さず背後で指示した幹部に対する死刑判決である点。実行犯と同等以上の責任を認めた。

 暴力団の世界で上からの命令は断れないのだろう。背後の黒幕が追求を免れるのはおかしい。黒幕死刑は暴力団の世界に衝撃を与えたのではないか。それにしても命令に従ったヒットマンは割に合わない。組員が減少しているのは当然だろう。

 三俣事件を機に本県は暴力団排除条例が作られ、この成立に私も大きく関わった。また、もう一つ、この暴力団抗争事件を一つの契機として作られた条例に県営住宅から暴力団を排除するための条例改正があった。この条例改正は、私が中心になって行ったものであるが孤軍奮闘の懐かしい思い出がある。平成19年の6月議会で成立した。広島、福岡に次ぐ全国3番目であったが、議員提案としては全国初であった。暴力団の存在そのものを否定しない現行の法制度には問題があると思う。

◇横田夫妻が北朝鮮にいる孫キム・ヘギョンさんと面会したという。このビッグニュースは何を意味するのか。北朝鮮の変化が伝えられていた。面会の場所はモンゴル。ぎりぎりまで追い詰められている金正恩政権の窮余のシグナルか。猪木の動きも間接に関係したかも。(読者に感謝)

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