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2013年9月20日 (金)

人生意気に感ず「深夜の地震。リニア新幹線。汚染水。物づくりの人逝く」

◇深夜、長い揺れに目を醒ます。テレビは早くも大きく報じていた。「福島県で強い地震」、「震度5強。M5.8。3.11巨大地震の余震である」等々。最近地震がやたらと多い。「首都直下」、「南海トラフ」の気配がする。嵐の黒い雲が飛ぶ下で、東京五輪を進める。全世界の目が集まる。五輪決定は日本への期待の表明。

◇来年度着工の「リニア中央新幹線」は前例のない史上空前の大事業の進行である。ピラミッドや万里の長城の比ではないともいえる。全長286キロ、うち86%は地下。9兆円の費用。名古屋まで最速で40分。様々な課題がある。

 このリニアには、東海道新幹線が巨大地震で不通になった時のバイパスの役割がある。しかし、このバイパス自体、巨大地震に遭遇したとき大丈夫なのか。南アルプスを貫くトンネルは25キロ。地底深く閉じ込められた人々の心理的恐怖感を想像する。東京五輪には間に合わないが進行自体が世界の目を引きつける。日本の技術力と安全を守る意気込みを世界に示したい。

◇福島原発地域の汚染水流出はただごとではない。山の斜面に降った大量の雨が地形的な状態によって原子炉敷地に入り、高濃度汚染物に汚染されて海に流出している。なぜいつまで未解決なのか。原発を制御することと比べたら流水を制御するのはずっと簡単だと私たち国民は考える。もたもたしていると風評被害は日本ばかりか世界に広がる。

 安倍首相がオリンピック決定の場で公約した汚染水コントロールを早朝に果たさねば日本は世界を欺いたと言われる。19日、首相は現場を視察して「完全ブロック」との認識を示した。それは真実かという声が一方で上っている。

 「論より証拠」、今は、日々流れこむ汚染水を目で分かる形でブロックすることだ。国が本腰をいれれば出来ない筈はない。首相から現地の視察までして、なおもたもたしていれば一国の首相の信義が疑われ笑い物になる。

◇先日トヨタの最高顧問豊田英二氏が100歳で逝き、今度は19日任天堂を育てた山内薄さんが85歳で世を去った。物づくりの伝説的人物はそれぞれの時代の中で育った。時代が変化し、人物を育てる要素が消えつつある。社会の問題であり教育界の問題である。人物の伝記を副読本で取り上子どもたちの心を作らねばならない。物づくりの基礎は心づくりである。(読者に感謝)

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