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2013年9月 3日 (火)

人生意気に感ず「カネボウ白斑事件。藤圭子の死。駒場の知人。大竜巻」

◇カネボウの白斑被害が大きな社会問題になっている。訴訟に発展したらカネボウは敗けるだろう。顔に広がる白い島というか領域は目立つから女性は人の目を気にして、引きこもりとなったり、就活に響いている人もいるらしい。

 診察した医師の連絡、成分についての大学教授の指摘などは、被害拡大を防ぐチャンスがあったことを示す。可能性があったのに回避の対応をしなかったのは過失である。白斑は直らない恐れもあるとか。女性の社会参加が加速している社会である。化粧品を軽く扱ってきたとしたら間違いである。他の化粧品にも問題が出るかも知れない。共通の根があるから連鎖反応となって噴出する恐れがある。カネボウの「白斑」は警鐘となるだろう。

◇藤圭子の自殺に注目するのは、その生い立ちが特異でドラマチックだからだ。小さい時の貧困は私の体験と重なって見えるところもある。父は浪曲歌いで母は三味線引き。寺の軒先や床下で寝ることもあったという。

 それが一世を風靡する歌手となり宇多田ヒカルの母として注目を集め、13階から飛んで62年の人生の幕を閉じた。不思議な人生。

 毎年3万人を超える自殺者たち。悩んで追い詰められていく過程は正常で、死を決意する時は異常な心理の人が多いのだろう。藤圭子のことは分からない。遠くから想像するだけだ。家族の絆が健在なら自殺は避けられたかも。日本の社会から温かい家族が失われていく。

◇東大駒場時代の知人と県庁であった。別の世界で生きてきた人の話は、長い時間の中の成果が凝縮されていて面白かった。建築家の彼は、古代の日本の建築技術の素晴らしさを語った。三十三間堂も五重の塔も初めは倒れたという。方丈記にも描かれているように古代から日本は地震大国だった。古代の建築家はそれを乗り越えたのだ。埋めて固定せず石の上に柱を置く知恵、空間に下げる心柱の発想。これらは現代建築にも生きている。西洋の建築は自然を支配する考え、日本は自然を生かしこれと協調しようとする。彼は「和魂和才」を強調していたが、私も近づく大地震に備えるためにこの哲学が重要だと感じた。

◇千葉、埼玉の竜巻は巨大な竜が荒れ狂う姿に見え、被害は爆撃の跡のようだった。稀な現象だった竜巻が普通に起こる時代に入る。「特別警報」が頻繁に出される時代になる。(読者に感謝)

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