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2013年9月16日 (月)

随筆「甦る楫取素彦」

 前日、午後7時5分羽田発の便で宇部空港に向った。今魚店町(いまうおのたなまち)とは、その昔、毛利の殿様が魚を扱わせるために開いた町だというが、どんな町で、私の講演を待つのはどういう人だろうか。私の胸は期待やら好奇心でふくらんでいた。

 空港近くのビジネスホテルで一泊。翌早朝、中原正男さんの迎えの車が現れた。メールを何度もやりとりし、写真も拝見していたので初対面の気がしない。

 瀬戸内の宇部から日本海に臨む萩市まではかなりの距離があった。中国山地のなだらかな丘陵にのどかな農村地帯が広がり緑の木々の間に赤い実をたわわにつけた柿の木があちこちに見えた。中原さんは運転しながら今魚店町の歴史やら御自身の身の上を話された。

 今魚店町は小島が点在する日本海に臨むところにあり、近くに指月山を背にした萩城跡が見えた。落ち着いた静かな街並が広がる。(第5回)

 土日祝日は中村紀雄諸「甦る楫取素彦」を連載しています。

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