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2013年6月19日 (水)

人生意気に感ず「東京五輪の課題。死刑囚尋問。憲法96条改正」

◇2020年の東京の五輪実現が優勢になっている。9月7日のIOC総会で決まる。ライバルはトルコのイスタンブールとスペインのマドリードだが大きな問題を抱える。イスタンブールはイスラム圏初で期待がもたれたがトルコ全土に広がっているデモは大きなマイナス要因。これがなくてもイスラム世界には文明の衝突を背景とする構造的な治安の問題が横たわる。また、マドリードには経済危機脱却の見通しが立たないという不安がある。

◇東京に決まれば昭和39年(1964年)以来2度目の日本開催となる。その効果は非常に大きい。落ち込んでいた日本の力がようやく上向きつつあるがそれを加速させる。首都圏に近く高速交通で結ばれる群馬は五輪の輪に入った状態で活気づくだろう。

 五輪は平和と文化の祭典である。この理想にふさわしいものを実現して日本の真の国力を世界に示す時である。そのシンボルは五輪の旗と共に立つ日本国憲法である。平和の象徴たる平和憲法のイメージを傷つけてはならない。

 それまでに、日本のスポーツを立て直すことが非常に重要である。体罰でしごく強化方法を改め、スポーツを真に国民のものにしなければならない。中学、高校のクラブ活動の在り方にもつながる問題である。

◇昨日に続いて死刑囚尋問を書く。死刑を考える機会なのだ。多くの人は自分とは無関係の制度としてその是非を論ずるが、オウム事件や頻発する死刑の事件を見れば身近な極刑なのだと思わざるを得ない。

 公開法廷の尋問には死刑囚の心の平穏を乱すことを理由にした反論がある。死刑の過酷さは死を待つ過程の辛さにもあることを考えれば当然であるが、法廷で遮蔽壁を設ける等の技術的工夫もある。また、今回は司法の民主化を進めた裁判員裁判の下で行われる点が重要だ。「裁判を国民の手に」の理念は公開法廷での証拠審理を求める。証人尋問はその一環である。

◇憲法96条は改正案発議で衆参の各院毎に3分の2以上を求める。この極めて高いハードルを下げようとしているが、安倍首相は、平和・人権・主権は3分の2以上の要件を貫くと述べた。そこで、では、これら3つも条件を満たせば戦前の憲法に戻れるのかと質問された。それはあり得ない。改正には限界があり、現憲法の基盤たるこの3つを根本から変えることは出来ない。このようなことも含めて議論する機会である。(読者に感謝)

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