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2013年4月30日 (火)

人生意気に感ず「首相の訪ロ。小泉元首相の訪ロ。茶の湯の正客となる。牧伸二の死。」

◇安倍首相が訪ロしてプーチンと会談共同声明を発表した。一番の課題は北方領土だ。ロシア人が住みつきロシア化が進むことが報じられ、イライラさせられる。奪った物は返さないロシアである。対ロの国民感情は悪い。日本人が最も嫌いな国の筆頭がロシアだった。今、世論調査をすれば中国かも知れないが。

 戦後67年も経過するのに平和条約がない。今回、平和条約交渉再開で合意した。北方領土は双方が受入れ可能な点を目指すという。首相の訪ロは小泉元首相以来10年目である。

◇ロシアとの間には、未解決の問題として「シベリア強制抑留」がある。60万人以上の人が抑留され、飢え、酷寒、過重な労働に耐えきれず6万人以上が死んだ。

 私は平成16年、かつてのシベリア抑留地を訪ね「望郷の叫び」を書いた。この時、平和慰霊公苑を訪ね前年1月ここを訪ねた小泉元首相のことを知った。案内のパタポア女史は語った。「零下35度、小泉さんは慰霊碑の前でコートを脱ぎひざまずき大地に手をついて祈りました。まわりの人はワーツと声を上げ、涙を流しました。私たちは抑留者の問題が日本人にとっていかに重大かということが分かった気がいたしました」(同書52頁)一国の首相の言動は重い。ロシアとの交渉では毅然としたサムライの姿を示さねばならない。

◇裏千家の茶の会が臨江閣で行われた(28日)。挨拶の機会を得た私は、この建物が県令楫取素彦の提案で作られたこと、そして茶の湯という伝統の精神文化を守ることの大切さを話した。

 正客を務めることになった。軸、しゃくやくの花、茶器などの説明を受けながら秀吉に抵抗して腹を切った文化人利休を思った。きらびやかな和服の女性たちが並ぶ。茶の湯の根っこには命をかけて文化を守った利休がある。戦国の武将たちは血生ぐさい日常を避けて一時のすがすがしさを茶の風流に求めたのか。茶室へ導く廊下の避に下村善太郎やアーネスト・サトウの写真が掛けられていた。

◇78歳の牧伸二が50mの下に飛び降りて死んだというニュースに驚いた。出演を前にした出来事らしい。「あーやんなっちゃった」が自分のことになったのか。コメディアンの笑顔の下の素顔は淋しがり屋かも知れない。

◇鳥インフルが止まらない。湖州市の医療従事者の感染は、院内患者のウィルスが原因かも知れず、とすれば「人から人」の可能性がある。いつ日本で現れて、いつ「新型」となるか。大変が近づいている。(読者に感謝)

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