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2013年4月26日 (金)

人生意気に感ず「美浦村教委視察。社会力と学力。教育委員会」

◇昨日の美浦村の視察で確かな手応えを感じた。北関東道、東北道と乗り継いで村役場まで約3時間。議会バスの中で私は、社会力、社会力と学力の相関等説明した。門脇教育長の話を聞きながら車中の説明がよい予習となったと思えた。

 門脇氏は筑波大名誉教授。筑波学院大の初代学長も務めた。こういう経歴の人が教育長を務めるのは全国的に異例だという。門脇氏は白根改善学校創設のプラン作りに関わったこと、及び私との関係にも触れながら話を進めた。

 美浦村の教育施策の中で「ノーテレビ・ノーゲーム運動」には特に注目しテレビの害を改めて思った。テレビの呪縛から解かれた子どもたちが、その時間を読書、家族の会話、外の遊びに生かしている姿が感想文から伝わってきた。

 この運動はテレビを全てなくすのではなく、日を決めて、あるいは見る時間を少なくし、等弾力的に工夫を凝らして実行するらしい。

 今の社会は危ない、変えなくてはならない、その変える力が「社会力」であり、教育の場でそれを実践するのだという門脇氏の信念がにじんでいた。

 「人が人とつながり社会をつくる力」が社会力である。「つながり」は良い人間関係をつくること、「社会をつくる」は参加して何か役割を果たすことだ。かくして人は信頼され社会の一員でることを自覚できる。そして、意欲が生まれ、好奇心がわき学力も向上する。門脇氏は前日の学力調査の結果が楽しみだと語っていた。

 50分の説明時間は短く感じられ、その後2・3人が質問した。教育委員会の形骸化を問われると、教育長が責任と権限を持つことが重要であること、そして教育長は教育について深い造詣をもつ教育のプロであることが必要であることを淡々と述べた。良い一日で視察の提案者としてほっとすることが出来た。

◇下村文科相は昨日(25日)、地方教育行政の権限と責任を教育長に集中させ、首長に教育長の任免権を与えるという政府の提言を中教審に諮問した。中教審会長・三村明夫氏は前橋高校出身である。

 教育委員会の実態は軽いものだった。形だけなら有害である。存置するなら改革を指導できるものにしなければならない。きれいごとで済まされる段階ではない。市町村教育委員会の形骸化はもっとひどいのではないか。(読者に感謝)

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