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2012年9月30日 (日)

『楫取素彦読本』第34回

 明治の世になり、吉田松陰の存在は知らぬ者なき程高まっていました。これから、単身、アメリカに渡ろうとする青年新井領一郎にとって、吉田松陰の形見の短刀を、その妹の寿子から贈られた衝撃は大きく、測り知れない勇気を与られたことでしょう。

 新井領一郎は、楫取夫妻に固く約束した通り、アメリカに渡り見事、その目的を果たしました。その短刀は、現在、カリフォルニアに住む、新井領一郎の子孫、新井領蔵(REO)に受け継がれています。

十、楫取素彦と吉田松陰との絆

 ここで、楫取素彦と吉田松陰の関係を示すことをいくつか、整理しておきましょう。

【解説】

明治九年(一八七六)新井領一郎は単身ニューヨークへ渡りました。渡米のため政府の援助を取り付けた人が楫取素彦でした。小さい時から英語を学んだことが役立ちました。驚くほどハンサムのうえ魅力的な青年で、外交官のようだといわれました。

英語力に加えて勤勉で誠実な人柄のためアメリカで大きな信頼を得て、素晴しい業績をあげました。国際ビジネスマンの先駆けであり、群馬の誇りです。

※土日祝日は中村紀雄「楫取素彦読本」を連載しています。

Photo

写真:新井領一郎

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