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2012年9月18日 (火)

人生意気に感ず「9・18と反日デモ。今日は楫取の集い。子孫が集まる」

◇「よいところで帰った」訪中団の1人が言った。10日、帰国直後に反日デモが激化したからだ。瀋陽総領事、田尻和宏氏は、9・18が心配だと語り、長春の旧満州国宮廷の庭には「勿忘九・一八」(9・18を忘れるな)と紅沢民の言葉が刻まれた大きな石があった。

 9・18とは1931年9月18日、関東軍の謀略による満州鉄道爆破事件(柳条湖事件)があった日。これを発端に満州事変が始まり満州国建国となる(1932年)。そして日中戦争に入っていく(1937年)。9・18は、中国にとって日本の侵略を怨み記念する日である。

 この日に反日デモを呼びかけているから一層激化するだろう。尖閣への漁船の出動の動きも既に伝えられる。中国の知人によれば、中国政府に対する不満の発散と重なっている。現に広東省ではデモ隊が共産党の建物に入ろうとして当局と衝突した。私は、今、イスラム圏で燃えさかっている反米デモの影響もあると思う。

◇ティム新井氏夫妻の歓迎晩餐会があった(17日)。明治9年、楫取素彦の妻(松陰の妹)から松陰の短刀を渡されてニューヨークに渡り、絹生直輸出の道を開いた新井亮一郎のひ孫である。今日(18日)の楫取の法要諸行事のためカリフォルニアから来日した。

 ティム新井氏は完全なアメリカ人だが写真の領一郎と風貌が似ている。領一郎は驚く程ハンサムで魅力的な青年だったと言われる。

 萩の楫取誕生地の顕彰会代表中原正男さん等も参加。「百年の歳月を越えて、アメリカから、そして萩から、関係者がお集りになったことに不思議な気持ちがします。楫取の絆が引き寄せたのです。」私はこのように挨拶した。ティムさんは新井領一郎の出身地・黒保根村に行ってきた。森林を何か所か持っているので管理者に会ったという。

◇今日(18日)は清光寺で百回目の法要、臨江閣で偲ぶ会、午後2時から前橋テルサで、記念講演、「能」、献茶等が行われる。入場無料で多くの一般市民が参加の予定だ。この歴史的な行事に一人でも多くの人の参加を望む。

「能」は無形重要文化財の能楽師・下平克浩氏が「融(とおる)」を30分舞う。記念講演は2人の楫取家の子孫が楫取を語る。5代目当主の能彦氏とひ孫に当たる元拓殖大学総長小田村四郎氏である。

 冒頭、私が約10分話す。「楫取素彦読本」の販売も行う。日本の文化と歴史を学ぶ良い機会だとしてアジアの留学生も多く参加する予定である。隣国では反日デモが荒れる。歴史の理解は重要なのだ。(読者の感謝)

☆土・日・祝日は、「楫取素彦読本」を連載しています。

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