« 人生意気に感ず「9・18と反日デモ。今日は楫取の集い。子孫が集まる」 | トップページ | 人生意気に感ず「中国リスク管理。中国が抱える矛盾。反日の予測日」 »

2012年9月19日 (水)

人生意気に感ず「自民の朝食会で柳条湖を。楫取の諸行事成功す」

◇自民朝食会で訪中の報告ということで「8・19」を話した。県議会初日の恒例の朝食会。何度もこの欄で触れたが、瀋陽総領事館のこと、1931年「9月18日」が日本が敗戦の泥沼にはまり込む発端になった柳条湖事件の日であること等。昨日9月18日は予期の通り中国全土で反日デモが吹き荒れ、瀋陽総領事館は前回に数倍するデモに囲まれペットボトルや汚物を投げつけられた。過去の歴史を知るものとして、今は冷静に耐える時だと思う。

◇初日の議会は10時30分で終わり、楫取の3つの行事が続いた。清光寺法要、臨江閣の偲ぶ会、テルサ記念講演である。

 清光寺は楫取の妻寿子が西本願寺の門主に訴えて開いた浄土真宗の説教所がその始まりである。寿子は吉田松陰の妹で烈婦と言われた。43歳で亡くなった時、楫取は墓誌に妻を讃えその死を慎む言葉を刻んだ。その情は切切として胸を打つ。住職は説明の中で、明治という時代に自分の妻をこのように表現するのは常人に出来ることではないと語った。楫取素彦はこのように誠実さと熱情の人であった。

◇臨江閣二階の大広間は壮観だった。昔はさえぎる物もなく眼下に滔滔と利根の流れがあった筈。楫取が構想したこの場所で百年余を経て共に県都を築いた人々の子孫たちが一堂に会した。歴史が一挙に甦る瞬間であった。私は、楫取素彦の遺徳のなせるわざであり、楫取が培った絆の堅さを物語るものと挨拶した。

◇最後は、午後2時からの前橋テルサでの行事。正面に大きな楫取の肖像画がかけられ、その前に設けられた結界の中で献茶があり能が舞われた。献茶は顕彰会副会長森田宗均氏担当、能は能楽師下平克宏氏が「融」(とおる)を演じた。いずれも日本の伝統文化を、観る人の心に刻むもので、楫取の追善にふさわしいものだった。

◇新井領一郎の子孫、ティム新井氏と楫取の子孫との対面式は会場を驚かせるものだった。時を越え太平洋を越えて実現した不思議な出会いであった。

◇86歳のひ孫小田村四郎氏の語り口は見事だった。幕末の日本の歴史の中に楫取の生きざまをしっかりと描いていた。

 私は挨拶の中で、楫取素彦は、吉田松陰が果たせなかった夢を群馬の地で実現させようと勤めたのですと話した。楫取素彦読本を多くの人が買ってくれたことは顕彰会として有り難かった。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、「楫取素彦読本」を連載しています。

|

« 人生意気に感ず「9・18と反日デモ。今日は楫取の集い。子孫が集まる」 | トップページ | 人生意気に感ず「中国リスク管理。中国が抱える矛盾。反日の予測日」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生意気に感ず「自民の朝食会で柳条湖を。楫取の諸行事成功す」:

« 人生意気に感ず「9・18と反日デモ。今日は楫取の集い。子孫が集まる」 | トップページ | 人生意気に感ず「中国リスク管理。中国が抱える矛盾。反日の予測日」 »