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2012年9月14日 (金)

人生意気に感ず「中国デモ激化。イスラムの反米デモ。楫取の会」

◇私を団長とする訪中団が帰国後、尖閣国有化に反対するデモが中国各地に広がっている。私と会見した瀋陽総領事館が9月18日を心配していた事が改めて思い出される。「9.18」とは満州事変の発端となった1931年9月18日の南満州鉄道爆破事件である。その翌年、中国人が偽満(にせまん)と呼ぶ満州国建国がなされた。18日が本当に心配となった。中国では18日の反日デモが各地で呼びかけられている。

 このような歴史問題と尖閣問題が結びついて反日感情を煽る事態になった。私たちの訪中時は中国人の厳しい視線や態度を感じなかったが、尖閣国有化表明後、上海で、日本人がラーメンを顔にかけられ、レストランで暴行を受けるなどの被害が発生している。日本商品の不買運動も広がり始め、経済界は懸念している。

◇中国との経済活動を進める上でのリスク管理は以前から問題となっていたがここに来て経済界のリスクは深刻となった。私は自民党日中議連の会長、そして進行中の群馬県日中友好協会の発起人代表としてこの問題に大きな関心をもっている。

 10月10日、午後2時から県連で「日中経済活動に関するリスク管理」につき研修会を開く計画である。講師は保険会社のスペシャリスト。同社は、リスク管理に関する多くの資料を持っている。

◇世界が一挙に騒がしくなったと感じさせるのは、イスラム世界の反米デモである。9月11日に事件が発生したことに私は深刻な背景を感じる。

 2001年9月11日、ニューヨークの世界貿易センタービルに飛行機が突き刺さったあの衝撃の映像は私のまぶたに焼き付いている。首謀者とされたアルカイダのビンラディンはアメリカの手で殺された。アルカイダの背景にはイスラム世界の根強い反米感情があった。

 今回の事件の発端は、イスラム教の預言者ムハンマドを冒瀆する映像が米で作られたことに対するイスラムの抗議デモであり、その中で米国大使等が殺された。9月11日に合わせてアルカイダ系の策謀があったとする報道がある。

◇キリスト教、イスラム教の対立は十字軍以来永遠の人類史的課題。政教分離の理想など吹き飛んでしまう。日本人の宗教心は限りなく薄い。

◇18日2時「テルサ」で楫取の集いが。子孫が楫取を語り、「能」もある。入場無料。参加歓迎。今日、午後8時20分より、GTVで私は楫取を語る。(読者に感謝)

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