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2012年8月 3日 (金)

人生意気に感ず「福島原発聴取会。原爆と原発。隣県の原発。警官の犯罪。楫取の除幕式」

◇将来(2030年)の原発比率をどうするかに関して政府が各地の県民の意見を聴く会(聴取会)が1日、福島県で開かれた。原発を抱え、直接被害を受けた県民の声の激しさは真に迫っている。

「意見を聴くというがガス抜きではないか」、「今すぐ原発ゼロに。原発と命は共存できない。安全神話と決別すべきだ」、「政府も東電のいいなりで事故になった。ふるさとを失った苦しみが分かるか」等々。

◇かつてドイツの科学者はウランに中性子をあてると核分裂を起こしその際計器の針が振り切れるほどのエネルギーが生じることを発見。このエネルギーを兵器に応用したのが原爆であり、発電機を回す力に応用したものが原発である。原爆と原発は同根なのだ。

 人類史上初の原爆の惨禍を体験したにもかかわらず原発の危険性を軽視したために今日の原発事故が生じた。広島・長崎の参事を日本人が全体で受け止めなかたつけである。歴史は繰り返す。福島第一原発の事故は型を変えた原爆投下のようなものだ。国会事故調査委員会の報告書が「人災」と指摘したことにはそのような意味が含まれていると見るべきだ。

◇本県に原発はないが、一度事故が起きれば県境は関係なく放射性物質が飛来する。ましてや隣県の原発は脅威である。私は議会で隣県新潟・刈羽発電所に対する備えについて取り上げたが、当局に緊張感はなかった。原発県との連携を密にして対策を立てるべきだ。

◇栃木県は原発異常時の対応につき東電と覚書を結んだ。相手は福島第一・第二と刈羽の原発。東電から速やかに通報すべき場合として、放射性物質の漏えい、故障による原子炉の停止、原発敷地内の火災などだ。本県もならうべきだ。私は提言したい。

◇警察官の犯罪が日常化する時代になった。またかとあきれる事件は大阪府警の準強姦容疑。海水浴場の少女に酒を飲ませ泥酔させて乱暴した疑いである。ゴムボート上の行為を複数の海水浴客が目撃したという。職務を離れた時も警察官の自覚は必要。全国的な問題である。「警察を見たら泥棒と思え」であってはならない。

◇楫取素彦の顕彰説明板の除幕式が楫取の命日に合わせて行われる。8月14日午前10時、県庁舎西の高浜公園内、楫取の功徳碑と並ぶ位置に。楫取素彦読本も17日に世に出る。萩博物館から大きなポスターが来た。楫取素彦と幕末明治の群像とある。萩市も没百年特別展を9月22日から開く。本県は9月18日に行う。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、「楫取素彦読本」を連載しています。

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