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2012年8月24日 (金)

人生意気に感ず「社会科教科書。いじめ訴訟。富岡世界遺産」

◇文教警察常任委員会の1日委員会のテーマは「社会科教科書の採択について」及び、「いじめ問題について」であった(23日)。いずれもホットなそしてタイムリーな内容であった。「教科書」に関して、県内中・高校で使われる多くの教科書につき、問題となっている点の記述をめぐって議論した。

 項目は、自衛隊、国旗・国歌、竹島・尖閣・北方領土、拉致問題、南京事件、従軍慰安婦等であった。地方議会では珍しく、憲法9条(自衛隊)、同19条(国旗・国歌・内心の自由)、領土権、世界戦争に絡む歴史問題等が熱く議論された。私もこれらの点について議論に加わったが特に指摘したことは、本県で採択された教科書には竹島や尖閣につき、日本固有の国土であることを明確に記述していないものがある点である。全体的に文科省の検定に問題があるとして意見書を提出することになった。

◇「いじめ」につき、私は上村明子ちゃんの自殺からはじめた。私は、あの時、明子ちゃん宅を訪ね両親に会い本会議で取り上げた。「自殺の連鎖を群馬で断ち切ることが明子ちゃんの死を活かす道」と訴えたのだ。

 昨日の委員会では校長の役割が極めて重要であること、訴訟に持ち込んでは真の解決にはならない、訴訟に持ち込ませない努力が教育委員会には必要だと主張した。

◇委員会終了後、教委幹部と懇談会。楫取素彦のことが話題になった。委員会の県外調査で来月3日山口県萩市を訪れる。楫取の原点を知るためだ。吉田松陰と共に楫取が、かつて教壇に立った藩校明倫館を継ぐ明倫小学校も視察する。教育県群馬を復活させる力を得たい。

◇富岡製糸場跡を中核とする絹遺産群のユネスコへの推薦が正式に決まった(23日)。よくこぎ着けたと正直思う。本県にとって画期的なことだ。2014年の世界文化遺産登録を目指す。

 世界文化遺産と認められるためには一地域をこえた世界的、普遍的価値が求められる。かつて絹は高級品で大衆には手が届かなかった。それを技術力と大量生産により大衆のものにした。富国強兵、殖産興業の施策として始めた明治政府の事業が当初の狙いを超えて世界に貢献した。

 本家本元の群馬は絹の歴史を含めて改めて文化遺産の価値を学ばねばならない。県教育委員会の役割も大きい。明治以降の近代史がおろそかになっている。そこに活路を開く機会だ。楫取素彦につながる事実も存在する。(読者に感謝)

☆土・日・祝日は、「楫取素彦読本」を連載しています。

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